「ファットリア ラ レッチャイア 」はあの「ビオンディサンティ」と同じ並びにブルネッロの畑を持つ恵まれたテロワールと、「アルテジーノ」で醸造を手掛けるブルネッロのスペシャリスト「ピエトロ リヴェッラ」氏が造りだす、実に古典的で美しいスタイルの優良ブルネッロの生産者です。
「ロッソ ディ トスカーナ ミレニウム」は最優良年のみ、オーナーが自家用ワインとして樽ごとキープしているブルネッロを贅沢に使用した最上リゼルヴァクラス同等の6年樽熟成を経たスペシャルキュヴェで、DOCGの申請はしておらず、市場にリリースされる際はI.G.T.になってしまう為、年に一回破格の値段で限定リリースされる熟成の醍醐味を味わえる希少なワインです!
早速試飲してみましたが、スタッフ一同あまりの美味しさに驚きました!鮮やかなルビー色にガーネットが混じる魅力的な艶やかさ。スミレの花びらに、なめし皮やドライトマトの清楚な印象に、時間が経つに連れカシスのリキュールや紅茶葉、バニラビーンズ、スパイスのニュアンスが綺麗に溶けあい、当たり年の豊かさに深みを増した表情豊かな香りが立ち上り、この価格とは思えない程のすいこまれそうな魅力があります!
飲むと、ブレや荒さのないエレガントで美しいスタイルはキープされていて、熟成による滑らかで心地良いタンニン、ボディは洗練されていますが旨味のエキス分は強く、舌を撫でるようにしなやかに旨みが染み渡ります。余韻も綺麗に広がり、最後の最後まで完成度が非常に高く、飲み頃の醍醐味が味わえます。市場ではなかなかお目にかかれない極上2007年の見事な熟成の素晴らしさを是非お試し下さい!