イタリアワインを「もっと楽しく」、「さらに身近に」飲んで楽しんで頂きたく、
トスカニースタッフが都内各所に出没いたします!
こんにちは!ロッチャです。
今週火曜日に都内で行われた自然派ワインのインポーター「テラヴェール」さんの試飲会に
行ってきました!試飲36本の素敵な自然派ワインの中から印象に残った選りすぐりのワインをご紹介していきます!
~ダリオプリンチッチ~
難解さ”や“気難しさ”のない、誰にでも近寄ってきてくれる“優しさ”を持つワイン
ダリオのワインの特徴は、“難解さ”や“気難しさ”のない、誰にでも近寄ってきてくれる“優しさ”に溢れています。華やかで豊潤に香るアタックは口中に強烈に長く留まりますが、長期間のマセラシオンによる“重さ”は感じさせず、スイスイと飲み進んでしまう“軽さ”があります。
(画面左側から)
「ヴィノ ビアンコ ヴェネツィア ジューリア(2015年収穫) 」が見事な出来映え!果実の厚み、質感、飲み心地、どれをとってもハイレベル!お値段からして非常にお買い得な2015年収穫分。とっても良いですね☆☆☆
「ビアンコ ヤーコット 2012」はしっとりしたエキス分溢れる旨みで濃密かつ非常に柔らかいタッチのスムーズな口当たり!円やかで抜群ので出来映え!温度はやや冷やし気味が良いですね!
「リボッラ ジャッラ ヴェネツィア ジューリア 2012」はしっかりとしたボディとスケール感、タンニンを擁しながらも、果実味との高次元のバランスがあり、スムーズな飲み心地。余韻に感じるほろ苦さ、タンニンが心地よいアクセントとなり、ボディの強さもありながら飲み進めたくなる魅力がありますね。1時間後はより深みを魅せてまた違った風情が感じられました。
~ラ ストッパ~
全てにおいて徹底した有機栽培を行う「ストッパ」
ラ・ストッパは1973年に設立、エミリア ロマーニャ州ピアチェンツァ県のトレッビオーラ渓谷の周りに100年にわたってワイン造りが続いている伝統ある土地に52ヘクタールを所有し、その内ブドウ畑は30ヘクタール。1982年からは一切の除草剤の使用を止め、畑は現在全ての区画で有機栽培が徹底され、敷地内には小川も流れ、飛び地になっている各畑は異なるミクロクリマを持っています
(画面左側から)
「エミリア ビアンコ アジェーノ 2010」 」は今まさに飲み頃。抜栓直後から開いていて、ベルガモットやドライフルーツのジャムの豊かな芳香。奥深く円やかでありながら、押しつけがましさが無く、非常に優しい飲み心地!
「エミリア ロッソ マッキオーナ 2006」はボナルダ、バルベーラのブレンド。完熟した豊かな果実感に熟成したエキス分がしっかりと感じられ、飲み応え、飲み心地共に素晴らしい状態です!10年以上の歳月を経てもブレないブドウの味わいがしっかりと感じられます。流石はラ ストッパ!
「マルヴァジア ドルチェ フリッツァンテ 2016」は微発泡の甘口白。細やかな泡とベタ付かない自然なブドウの甘味が溶け合う、とっても上質な甘口。フルーティーでスムーズな味わいで良く冷やしてから飲みたいですね!
~コス、バッケレート、ペリッロ~
気になったワインを各種ご紹介☆
シチリアのコス、トスカーナのバッケレート、カンパーニャのペリッロもすこぶる良い状態でした!
(画面左側から)
「ピトス ロッソ 2014 」 」はネロダーヴォラ、フラッパートのブレンドでアンフォラ醗酵、熟成のキュヴェ。熟した果実の心地よい深み、軽やかながらも滑らかで旨みに満ちた味わいがあり、コスらしさ全開です!
「カルミニャーノ テッレ ア マーノ 2013」は古樽バリック熟成で濃密な美味しさながら、構成に無理のない素晴らしいバランス。果実味のパワーはかなりのレベル。樽のニュアンスは効き過ぎず、緻密で滑らか。本当に見事な完成度!!
「タウラージ リゼルヴァ 2003」のほとんどのブドウが90年を越すプレフィロキセラの樹。通常のタウラージ村より更に100メートル程標高の高いカステルフランチに位置します。この値段で2003年のリゼルヴァ!完熟した風味と圧倒的なスケール感は唯一無二!!
今飲んで、味わいが開いているものが多く、まさに飲み頃の開いた味わいのワインが多数発見出来た試飲会でした☆☆☆是非お試し下さい!!
以上ロッチャの「行ってきました」でした。次回もお楽しみに!