伊ワイン界に衝撃を与え続ける鬼才が自らの名前を冠した特別なワイン「フランケッティ」、”エトナ最良年のひとつ”とフランケッティ氏自ら語る、2016年ヴィンテージが限定入荷!
エトナ山のテロワールに誰も考えなかった品種を植樹
伊ワイン界に衝撃を与え続ける鬼才が自らの名前を冠した特別なワイン
完璧なポイントでの収穫となった2016年
2016年は気候変化、気温や降雨量などパーフェクトで、順調なブドウ生育と成熟過程を経て完璧なポイントでの収穫に至りました。そのため、非常に長期での熟成に耐えうる楽しみなワインとなっております。注がれたこのワインの色と香りを味わうと、思わず、エトナ火山の厳しい環境や真っ黒な溶岩、煙が脳裏に浮かんできます。スーパートスカン「テヌータ ディ トリノーロ」でイタリアワイン界に衝撃を与えた鬼才、アンドレア・フランケッティ氏。トスカーナの無名な土地「サルテアーノ」を一躍世界中で有名にしたように、シチリア・エトナ山でも火山のテロワールが凝縮された優美な赤「パッソピッシャーロ」を造り出し、大成功をおさめました。
そのフランケッティ氏が、自らの名を冠し、満を持してリリースしたワイン「フランケッティ」。その圧倒的なまでの凝縮感や骨格・味わいはもちろんのこと、特筆すべきは、ラツィオ州の土着品種「チェザネーゼ・ダッフィーレ」と、ボルドー品種「プティ ヴェルド」という誰も思いつきもしなかった品種をブレンドして造られること。
エトナのテロワールに誰も思いつきもしなかった品種を植樹
「シチリアのピノ・ノワール」と呼ばれるネレッロ マスカレーゼが主要品種であるエトナの地に、チェザネーゼ ダッフィーレやプティ ヴェルドを植樹。懐疑的に見る意見もありましたが、その圧倒的なまでの凝縮感と特別なワインにしか持ちえない骨格を持つこの「フランケッティ」は、リリースするや『ガンベロロッソ』はじめ主要ワインガイドで最高賞を受賞!瞬く間に偉大なワインとしての評価を確立しました。エトナ火山の大地の影響を受け、プティヴェルドはスパイシーで力強い香り、チェザネーゼはラツィオ州から来たブドウ品種で柔和で華やかなアロマを醸し出します。非常に濃い色調で凝縮感があり、溶岩から形成されたマグマのようなスモーキーさも感じられる独創的なワインです。
鬼才と呼ばれ、形式にとらわれないフランケッティ氏の直感が生み出した、唯一無二の偉大な赤ワイン。濃密で甘美な味わい、複雑で長く優美な余韻は飲む人をすべて虜にします。
『デカンター』93点!ネレッロマスカレーゼのエレガンスを存分に表現!鬼才アンドレア フランケッティ氏が造る「パッソロッソ」
「デリケートで美しい表現を持つ滑らかなスタイル」
『デカンター』93点(2016ヴィンテージ)
「フランケッティ氏のワインはエトナのワイン地図造りに一役買っている。とてもチャーミングで既に魅力的、ラズベリーやクリーム、繊細なスパイスのデリケートで美しい表現を持つ滑らかなスタイルだ。このジューシーでイキイキとした果実感は素晴らしい。飲み頃は2019〜2026年頃まで」
鬼才アンドレア フランケッティ氏がエトナで造るネレッロマスカレーゼ
鬼才アンドレア フランケッティ氏がシチリア、エトナ山の中腹、標高500〜1000メートルで栽培されている樹齢70〜100年のネレッロ マスカレーゼから造られるワインです。2015年12月にも噴火したエトナ山は数万年前から噴火の溶岩が形成した土壌となり、ミネラル分が豊富なため、出来上がるワインには複雑な香りが産まれます。
「パッソロッソ」に名前を変更した「パッソピッシャーロ」
「パッソピッシャーロ」は「パッソロッソ」に名前が変更となりました。パッソピッシャーロとは本来カターニア県にある村の名前です。商品名に村名を使用するのは法律上困難で、ワイナリーから何度も申請を行ってきましたが認められず、2013年から変更となっています。
単一クリュも入った樹齢70〜100年のネレッロ マスカレーゼ
標高500〜1000メートルの間にに点在する単一クリュ「キアッペマチーネ」や「シャラヌオヴァ」も含まれた樹齢70〜100年のネレッロ マスカレーゼが使われます。1ヘクタールあたり8000本の高密植栽培でブドウの凝縮度を高めています。化学肥料や農薬は一切使用されず、その代わりに粉末状の硫黄や蜜ろう、銅、グレープフルーツの種から抽出したエキスの自然環境に優しい物質を使用しています。
収穫後は除梗して28度以下で約15日間マセラシオンし、13000リットルのステンレスタンクでアルコール醗酵と20〜50ヘクトリットルのオーク樽でマロラクティック醗酵を行い、18ヶ月間のオーク樽熟成後リリースされました。2016年は36800本のリリースとなりました。
エトナ標高1000m級の畑「グアルディオーラ」から産まれるミネラルに富むシャルドネ!
標高1000m級の畑から産まれるミネラルに富むシャルドネ
パッソピッシャーロ唯一の白「パッソビアンコ¥」です。標高850〜1000メートルの区画「グアルディオーラ」内の約5ヘクタールに植えられたシャルドネ種から造られるワインです。この区画は溶岩が風化した粉に近い砂質のミネラル分に富む土壌で1ヘクタールあたり10000本以上の驚愕の高密植栽培でブドウの凝縮度を高めています。
17日間、のべ22回にも及ぶ厳選に厳選を重ねた収穫
栽培に関しては化学肥料を使用すると「土地のバランスが崩れる」と考えていて、化学肥料等使わない自然を重視したものとなっています。ブドウの状態を確かめながら、厳選に厳選を重ね最上の状態になったものだけを収穫します。午前駄目であれば午後収穫といったキメの細かい収穫を実践していて、17日間、のべ22回に渡る通常では全く考えられないような徹底したハードワークで驚異的な小分けの収穫を行なっています。
9月の終わり頃まで非常に大きな昼夜の温度差にさらされる厳しいエトナの環境の中でたくましく育ったブドウは、大地のミネラルをしっかりと反映した溢れんばかりのミネラル感を備えています。醸造には自然酵母を使いステンレスタンク醗酵、コンクリートタンクと大樽で12ヶ月間熟成してリリースされます。2016ヴィンテージは年産約16000本と生産量は多くはありません。
シャープでミネラリーな美しきシャルドネ
明度の高い緑がかった薄いイエローの色調で、香りはクリーンでとても涼しげな印象です。澄んだミネラルの清冽さに黄色い花、レモンの皮、セルフィーユのニュアンスが綺麗に重なります。飲むと、シャープでスマートさを感じる,実に伸びやかなシャルドネで、ボディの強さより、ギュッと詰まったミネラルの深みと切れ味のある酸、それ負けないクリアーでしなやかな果実感が美しく纏まりを魅せています。