一代で創り上げたイタリア幻のワイン「ミアーニ」
1980年代にエンジニアとしてのキャリアを離れ、母方から受け継いだ畑にて独学でワインを造り始めて以来、エンツォ ポントーニ氏がオーナー兼ワインメーカー兼アグロノミストで雇われコンサルタントもいません。世界中でオファーが殺到する希少なミアーニは一見派手なイメージがありますが、エンツォ自身は非常に控えめな人物で、ワインフェアや試飲会には一切顔を見せず、黙々と畑仕事と自らのワイン造りに専念する寡黙な性格だそうです。洗うぐらいでは取れない泥が、割れた爪の中やひび割れた皮膚に入り込んだグローブのようなエンツォの大きな手が、献身的にワイン造りに向き合う姿勢を物語っています。
ブルゴーニュ特級ワインの5分の1以下の生産量!徹底した品質へのこだわり
現在、フリウリの「グランクリュ」と目されるコッリ オリエンターリ地区のブットリオとロザッツォの13haの畑ではメルロ、レフォスコ、タッツェレンゲ、カベルネ ソーヴィニョン、ピニョーロ、シャルドネ、 トカイ、ソーヴィニョン、リボッラ ジャッラが栽培されています。しかしながら、ミアーニの名を冠してリリースされるのは多くても年間12,000本のみ。同規模の畑でブルゴーニュ最高峰の特級ワイン「シャンベルタン」が約61000本の生産量ですから、通常では到底考えられないほど少ない生産量です。
希少なミアーニ!フリウラーノがお少しご用意がございます!
土着品種フリウラーノの豊かな味わい
「フリウラーノ 2017 ミアーニ 」
フリウリを代表する土着品種を使用しています。以前はビアンコに使われていたコルノ・ディ・ロザッツォとブットリオにある若樹の畑のブドウを使用。除硬せず、房ごとゆっくりとプレス。マロラクティック発酵はせず、バリック(新樽20%)で発酵、10ヶ月間熟成されます。他のミアーニの白同様、その強靭さゆえ抜栓直後は非常に硬いので、時間をかけて味わいの変化を楽しむか、飲む数時間〜1日以上前に抜栓されることをおすすめします。
最も入手困難で知られるフリウリのカルトワイン「ミアーニ」
土地と造り手、両方の偉大さが味わえるフリウラーノ
「フリウラーノ ブリ 2017 ミアーニ」
ブットリオにある様々な古樹の区画のブドウを使用。樹齢50-80年。除硬せず、房ごとゆっくりとプレス。ステンレスタンクで1日デブルバージュ。バリックでアルコール発酵。マロラクティック発酵はしない。年産約2,000本。