『エスプレッソ』誌2009年最高得点ブルネッロ!
ステッラ女史の造る「ブルネッロ ディ モンタルチーノ リゼルヴァ 2009 」が『エスプレッソ』2016誌において20点満点中最高得点である19点を獲得!世紀の当たり年と言われる2010年のビオンディサンティのブルネッロでさえ18点の評価です。並みいる著名なブルネッロを抑えての最高評価ですから、彼女がいかに凄いブルネッロを造りだすかが容易に想像出来ます。
驚くほど良い収穫が出来た2009年
2009ヴィンテージは春にまとまった降雨、その後も比較的涼しい気候のまま7月中旬まで移行、8月中旬から本来の夏日が到達しました。結果ブドウ成熟期間が長くかかり若干遅めの収穫となりました。モンタルチーノ地区全体としては難しい年でもありましたが、ステッラ自身は「最終的に驚くほど良い収穫が出来た」と自身のヴィンテージ。魅惑的かつイキイキとしたワインだがクラシカルな品格もあり果実をそのまま感じるごとくの味わい。2009年は通常よりリリースが遅くリゼルヴァになりました。
複雑で入り組んだ香りを持つ洗練された味わい
「ブルネッロ ディ モンタルチーノ リゼルヴァ 2009 」
『ワインアドヴォケイト』94点
「モンタルチーノで最も有望なワイナリーだ。この美しいブルネッロは上品さとバランスを持っている。ドライフラワーやスグリ、タールや甘草、複雑で入り組んだ香りを持ちつつ洗練された味わいと自然な飲み口。2009年のブルネッロの中で一番好きなワインだ。飲み頃は2017〜2030頃」(2014年2月)
優雅で麗しい口当たりの中にも芯の強いブルネッロの旨み
艶やかなガーネットにほんのりエッジにオレンジが入る魅力的な色調です。完熟したチェリー、スグリやドライフルーツのジャムやタール、レザー、スパイス、甘草、の複雑な香りが綺麗に重なります。飲むと、力強くも円やかな果実感と舌を優しく撫でるような上質のタンニン、上顎を駆けていく美しい酸味が一体となって広がりを魅せていきます。優雅で麗しい口当たりの中にも芯の強いブルネッロの旨みがジワリジワリと舌に染み渡り、非常に素晴らしい風味を残して喉元へ落ちていきます。
鬼才アンドレアフランケッティ氏が認めるNo.1ブルネッロ
ステッラが造るブルネッロは、赤い果実のピュアなトーンがありエレガンスに満ちていて複雑で深い味わいながらタンニンや酸も非常に洗練されています。その姿は非常に女性的。まるでブルゴーニュ、コート ド ニュイの精緻なシャンボール ミュジニーのよう。「テヌータ ディ トリノーロ」を産み出す、鬼才アンドレア フランケッティ氏も「サン ジュッペはブルネッロでNo.1だ」と太鼓判を押しています。