新世代女性醸造家が造る ジューシーで旨みたっぷりの エレガントバローロ「ジューリア ネグリ」
ジューシーで旨みたっぷりのエレガントなスタイルのバローロ
イタリアを代表するエノロゴの一人、ロベルトチプレッソ氏と伝統と現代技術を融合させたワイン造りを行ってきたジョヴァンニネグリ氏の娘、「ジューリア ネグリ」が造りだす、ジューシーで旨みたっぷりのエレガントなスタイルのバローロです。
「カンティーナは清潔でシンプルでなくてはいけない。そして情熱をもって醸造をする」
ジューリア ネグリは、「人生にあくびなんてしている暇はないわ。ネッビオーロと少しのシャルドネ、ピノ ネーロを栽培し、自分のやり方でワインを造ってみたかったの。カンティーナは清潔でシンプルでなくてはいけないし、そして情熱をもって醸造をするが重要。これがとても大切な3つの事。私達のカンティーナには4人しかいません。全ての作業を4人で行います。「ワイン造り」は毎年試行錯誤を繰り返しながら続けるある種、「芸術」のようなものかしら。」とワイン造りへの情熱を述べています。
凝縮された香りと洗練されたボディ!女性醸造家ジューリアが造るエレガントスタイルのバローロ
「バローロ タルトゥファイア 2010 ジューリア ネグリ」
タルトゥファイアはバローロの偉大なクリュであるブルナーテとセッラデナリのネッビオーロを厳選して造られます。標高が高く樹齢の古い「セッラデナリ」の畑ではエレガンスやフィネスを、豊かなミネラルを含む土壌の「ブルナーテ」の畑では、香りや複雑性を与えます。
畑毎に分けて醸造、60ヘクトリットルの醗酵槽でアルコール醗酵後、そのまま40日程マセレーション、自然とマロラクティック醗酵が始まる。その後、半分を500リットルのトノー、半分を25ヘクトリットルの大樽で熟成後、ブレンドします。
ラモッラ村で自然農法に取り組む新世代の若手女性醸造家
ジューリア ネグリはピエモンテで150年続く家族経営のワイナリー”セッラデナリ”のオーナー、ジョヴァンニ ネグリの娘であるジューリアが自らの名前で運営するブランド。彼女の愛犬がラベルのモチーフとなっています。ジョヴァンニが本格的にブドウ栽培をスタートさせ、イタリアを代表するとっぷエノロゴの一人、ロベルト チプレッソ氏と共に伝統と現代技術を融合させた少量生産で高品詞うなワイン造りを行っています。
初ヴィンテージから僅か2年後で世界Top100のワインに
ワイナリーと畑はバローロ地域でも標高が高いラモッラ村にあり、化学肥料や農薬等は使わず自然な農法に取り組んでいます(有機認定は受けていません)。ジューリアが初めて仕込んだのは2005年ヴィンテージからですが、そのわずか2年後、2007年ヴィンテージのバローロ タルトゥファイアがアメリカの有名ワイン雑誌『Wine Enthusiast』で93点という高得点を獲得すると同時に世界Top100のワインに選ばれました。ジューリアは『バローロ ガール』と名乗り、バローロの普及に奮闘しています。
ラモッラ地区の「シルキーさとエレガンス」
鮮やかなルビーの色調です。プラムのドライフルーツ、スミレの花の深みある印象にハーブやミネラルの美しいタッチが重なり、調和の取れた香りがグラスから感じられます。飲むと、洗練された果実感と伸びやかなミネラル、キメの細やかなタンニンが確りと感じられ、ラモッラ地区の特徴である、シルキーさとエレガンスが見事に表現されています。
完成度の高い目の詰まった味わいの深さ
終始一貫して落ち着いた深い風味、アルコールの嫌味やブレを感じさせない完成度の高い目の詰まった味わいの深さ、芯に感じるネッビオーロの強さ、豊かさはありますが、一枚の美しいヴェールを纏ったかのような清らかな舌触りが非常に魅力的です。無理のない調和のとれた自然なブドウの深み、しなやかで凛としたエレガンスに満ちたバローロです。素晴らしい味わいもさることながら、ラベルに描かれたジューリアの愛犬も非常に可愛らしいです。トスカニースタッフ間でも非常に評判が良く、今後ますます見逃せない魅力的な生産者だと思います。
是非一度ジューリアネグリのエレガンス溢れるバローロをお試し下さい☆☆☆