フルーティーでコクのある味わいが楽しめるコスパ抜群の白「グレケット オーロ」

ウンブリアの地で伝統と革新を融合させたアプローチでワイン造りを行う"スポルトレッティ"の「グレケット オーロ」です。グレケット本来の個性を表現することにこだわり、単一品種だけで造っています。ジャスミンや白桃、青りんごなどの甘く繊細な香り。フルーティーなコクのあるグレケットの魅力をお楽しみください。

低温に温度管理されたステンレスタンクで発酵

グレケットはこの地域の数少ない土着品種のひとつ。このワインはグレケット本来の個性を表現することにこだわり、単一品種だけで造っています。平均樹齢約15年のグレケット100％を使用。畑は標高約400mにある主にスバシオ山の石灰岩に由来する浅い土壌。9月初旬に収穫されたブドウは、セラーに運ばれすぐに除梗され、低温で4時間マセラシオン。ソフトプレス後に低温で16度以下に温度管理されたステンレスタンクで発酵。ボトリング後に瓶内熟成を数ヶ月行います。

しっかりとした骨格と果実のボリューム感を楽しめる飲み心地

ストローイエローの色調。ジャスミンや白桃、青りんごなどの甘く繊細な香り。まろやかな味わいとともに感じるミネラルと酸が味わいを引き締めます。しっかりとした骨格と果実のボリューム感を楽しめる飲み心地の良い味わい。フィニッシュはわずかにミネラルを感じます。フルーティーでコクのあるグレケットの魅力をお楽しみください。

スポルトレッティはこの地に何代も続く農家でしたが、本格的にワインを生産するようになったのは1970年代からです。ウンブリア州ペルージャ郊外スペッロからアッシジにかけての丘陵地に僅か26ｈａの畑を所有する、家族経営のワイナリーです。

畑は標高400ｍという比較的高い場所にあり寒冷期に充分な雨を得る事が出来、夏は日照量が豊かですが、涼風のため、温度が上がり過ぎるという事はなく、理想的な栽培環境であると言えます。1998年よりリッカルド コタレッラがエノロゴとして参画し、高品質のブドウこそが重要という考えのもと、密植度を高め、収量を落とし、この地で育ってきた品種の個性がより表現できるクローンの選択など徹底したブドウ畑の研究と管理を行っており、近年スポルトレッティは劇的に進化を遂げています。

またスポルトレッティは時代に先駆けたグリーンエネルギープロジェクトを推し進めています。2007年よりワイナリーの屋根の上に太陽光を蓄積するパネルを作り化石燃料を使用せずに、太陽光から電気エネルギーに変換する設備を造りました。スポルトレッティは可能な限り環境への影響を考慮しています。伝統と革新、自然と技術の調和を目指すイタリアでも最も近代的なワイナリーのひとつである言えます。