2014年5月14日 ピコ マッカリオ社 ピコ マッカリオ氏 Mr.Pico Maccario | ||||||||||
素晴らしいコストパフォーマンスのバルベーラダスティの造り手、ピコマッカリオ。「バルベーラダスティの中心であるモンバルッツォだからこそ伝統的なバルベーラを造りたい」、という熱い気持ちでワインを造っている生産者さんです。 | ||||||||||
ひとつのまとまった畑としてはピエモンテで最も広い75haの畑を所有 |
||||||||||
ピコマッカリオはバルベーラダスティの中心地のモンバルッツォに75haの畑を持っています。ピエモンテは小さな区画ごとに所有者が異なり、分散して所有していることが多いのですが、私たちの畑はひとまとまりになっています。ひとつのまとまった畑としてはピエモンテで最も広い畑になります。
1997年に祖父が亡くなり、私と兄のピコが受け継ぎワイナリーを始めました。祖父も父もブドウを造っていましたが、すべて売っていました。自分たちでワインを造りはじめたのは私たちの代からです。 |
||||||||||
シンボルマークはバラの花。ブドウ樹の列の両端には必ずバラの樹が植えられている |
||||||||||
ピコマッカリオのシンボルマークはバラの花です。農家にとってバラは「警告をしてくれる花」として大切にされています。というのもバラはとてもデリケートなので害虫にやられやすく、そのため虫の発生をいち早く知らせてくれるのです。私たちの畑のブドウ樹の樹列の両端には必ずバラの樹が植えられていて全部で4500株あります。私たちにとってとても重要なものなのでワイナリーのロゴとして使っています。ラベルにもボトルにもバラのマークが入っています。 | ||||||||||
|
||||||||||
バルベーラダスティの中心地で造るバルベーラ |
||||||||||
モンバルッツォはバルベーラダスティの中心地で、私たちが造っているワインの80%がバルベーラです。ピエモンテ州の伝統品種ですし、黒ブドウ栽培面積の35%を占めている重要な品種です。
バルベーラの中でも最もその個性が表現できる土地と言われているのがアスティ地区とモンフェッラート地区で、標高150~400mの丘陵地で造られています。この地区で造られる「バルベーラ ダスティ」は2008年にDOCGに認定されています。 ここから試飲をしました。 |
||||||||||
|
||||||||||
|
||||||||||
|
||||||||||
|
||||||||||
|
||||||||||
■インタビューを終えて | ||||||||||
お話を聞いてバルベーラに対する強い思いが伝わってきました。何度も口にしたのが「バルベーラの中心」ということ。伝統的なバルベーラの味を表現したラヴィニョーネを飲むと、ピエモンテの人たちが愛したバルベーラの美味しさを実感します。
そして、驚いたのがオーナーのヴィタリアーノさんが元F1のテストドライバーだったということ。シューマッハーとのツーショット写真も見せてもらい、いっとき車の話題で盛り上がりました。今も車のプロフェッショナルであることは変わらないのでランボルギーニのプロモーションの仕事をすることもあるとか。ピエモンテに来たら乗せてあげるよと言って下さったので機会があればぜひ訪問したいと思います。 |
||||||||||
ピコ マッカリオのワインはこちら⇒ | ||||||||||
突撃インタビューバックナンバーはこちら⇒ | ||||||||||
2014年5月14日 ピコ マッカリオ社 来社
2014/05/14