2012年11月13日モンテニドーリ社 エリザベッタさん来社 |
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今回モンテニドーリさんの来社の報を受けてから正直少し落ち着かない時間を過ごしていました。というのも、トスカニーがインタネットでお店を始めた年に、あてもなく、初めてイタリアにワイン探しに渡航した際に、 現地で訪ねたワイナリーさんのひとつがモンテニドーリだったからです。 | |||||||||||||||||||||
■エリザベッタさんの来社 |
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当時と変わらない、りんとしたご様子のエリザベッタさんがトスカニーの東京事務所にいらっしゃいました。 会うのが今日で2回目であることを伝え、和やかに話は始まりました。緑茶を出すと、大変喜ばれているご様子。 聞けば、エリザベッタさんは、20代のころに1年京都に滞在したことがあるそうで、大変な親日家でもいらっしゃ いました。 早速、ワイナリーの説明をと言ってアイパッドを取り出し、画像を何枚も見せて頂きました。
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エリザベッタさん:「これはゴブレット仕立て。古い巨石もあるの。美しいでしょう。わざと畑に残して、ギャラリーみたいに見せているの。」
エリザベッタさん:「これは、小箱に積んだブドウよ。私の目を通らないで、醸造に入るブドウは1ケースも存在しません。」 ほほ笑むエリザベッタさん。 アッピ:「総生産本数は何本ですか?海外はどちらに出しているんですか?」 エリザベッタさん:「私たちの畑は全部で22ヘクタール。11種類のワインを作っていて年間総生産本数は10万本。アメリカ、イギリス、フランス、スイス、ドイツそして、日本に輸出しているわ。いいワインを作っ 私が訪れた50年前の日本は、戦後から復興してきたばかりで、何もなかったけど、もっと、深遠で、調和に満ち、もっと精神を重んじてて、すばらしかった。日本は少し変わったような気がするわ。でもそれは世界中どこも一緒ね。私は、拝金的な風潮や、洗練されたものよりも、大事なの アッピ:「たしか、エリザベッタさんは、あの、アレグリーニのご出身ですよね?家族は反対されなかったんでしょうか?」
私はこのエリザベッタさんの話を聞いて、11年前に感じたわからなかった部分がわかったような気がしました。 当時ワイナリーに訪れた時、彼らの活動については全く知りませんでした。 ただ、エリザベッタさんが、アレグリーニを飛びだして、このワイナリーを始められたこと、また、エリザベッタさんがなにか困難に立ち向かって遂行しようとしている高い志があることが、ご様子から感じ取ることができていました。 エリザベッタさんは、必ず、トスカーナのワイナリーにまた来るようにと何度もいい残して帰って行かれました。 |
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■インタビューを終えて |
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今回お別れに、とても素晴らしい年だったという2001年ヴィンテージの「ソノ・モンテニドーリ」を 頂戴しました。 2001年というのは、私たちが、彼女のワイナリーを訪問した年。とても嬉しい贈り物となりました。 開店したばかりで、あてもなく、雲をつかむように渡航した、イタリア訪問から11年。 |
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2012年11月13日 モンテニドーリ社 エリザベッタさん来社
2012/11/13