2016年11月27日 イル パラジオ社 スティング氏
スティング来日!トスカーナに所有する「イル・パラジオお披露目パーティ」に参加 |
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シスタームーンがオペラワインで「イタリアワインTOP100」に選出 |
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伝説的バンド「ザ・ポリス」のヴォーカリストで、ソロ転向後もグラミー賞を受賞を受賞するなど世界的なアーティストのスティングさんが、2016年のワインスペクテーターとヴィニタリーの共催の「オペラワイン」で「イタリアワインTOP100」に「シスタームーン 2011年」が選出されたことはビッグニュースとして世界に配信されたばかりです。 | ||||||||||
スティングが再興させたカンティーナ「イル・パラジオ」 |
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トスカーナはフィレンツェの南東にある中世の都市フィリーネ・ヴァルダルノの近く、 見晴らしの良い切り立った丘にある350ヘクタールもの畑を持つカンティーナを20年前に購入し、ワイン造りを始めたスティングさんと妻のトゥルーディーさん。二人は1700年代から耕作され、その後貴族の所有となり近年荒廃していたカンティーナでワイン造りを開始し、豊かなカンティーナへと再興させました。 |
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栽培家アラン・ヨーク氏と醸造家パオロ・カチョルーニアが支える「イル・パラジオ」 |
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イル・パラジオは現在ビオディナミで有名な栽培コンサルタントアラン・ヨーク氏と醸造担当のエノロゴパオロ・カチョルーニア氏が関わってワインを造っているのですが、 私が2002年に初めて訪ねたイタリアの地がトスカーナのサンジミニャーノという町なのですが、滞在中に若きエノロゴのパオロ・カチョルーニア氏と夕食をともにしておりました。一緒にディナーを食べながら、ワイン造りを熱く語られていた時のことが、今でも鮮やかに思い出され、当時はお互いにスタートしたばかりの駆け出しの頃で、今また、こうして活躍の様子を耳にできてとてもうれしく感じ、スティングさんを通じての不思議なご縁を感じられたところでおりました。 |
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「イル・パラジオ」お披露目パーティ |
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そのスティングさんが6年ぶりの来日とういことで、スティング所有のカンティーナ「イル・パラジオ」のワインをお披露目する小さなパーティが11月27日に催されました。
ホテルの最上階で催されたそのパーティには30名ほどの関係者がいたのですが、スティングさんが現れるとどよめきが起こり歓喜の声沸き起こりました。 当日日本に着いたばかりというスティングさんはお疲れの様子も見せず、一人一人に挨拶をして回られました。 「20年前にトスカーナのこの地を訪れた時にその地は荒廃していたけれど、そこには池があり、とても美しい土地だった。かつては繁栄していたという土地は、貴族の末裔が所有者で、ワインを飲んでみておいしかったから、購入を決めた。 そして、ワインを造ってみたらそのワインは、あの時飲んだようなおいしいワインじゃなかった。それからいいワインを造ろうと心に決めて、ビオディナミの大家のアラン・ヨークにお願いしたりと本格的に取り組んだ。 最初の10年間はずっとそこに居たよ。最近は夏の間訪れているんだけどね。カンティーナにはスタジオもあるし、セラーで作曲をしたりもする。ワイン達は僕の音楽を聴いて熟成してるからおいしいはずだ。」 とおっしゃって笑ってらっしゃいました。 「ワインはサインのようなもの、指紋のようなもの、そう、声のようなもの。自分の歌声が違うように、ワインの個性もその土地に根差したオリジナルなものなんだ。」 オリジナリティと言うものを大事にされているアーティストらしい発言が、ワインのテロワールを大事にするという部分と共通していて、「声がひとりひとり違うように」 とおっしゃったときのわずかに弾んだ声の調子が印象的でした。 最後に参加者全員で集合写真を撮りました。厚かましくもセンターに行きまして、幸運にもスティングさんが肩に手を置いてくれました。大きな手から温かなぬくもりが伝わって嬉しかったです。 イル・パラジオのワインをたくさんのお客様に喜んで頂けた話も直接伝えることができました。 |
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■インタビューを終えて | ||||||||||
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「イタリアワインTOP100」に選出!歌手スティングのワイナリー イルパラジオ
2016/12/02