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2021年4月22日 マヌエレ マラビーニ氏 Mr. Manuele Marabini
伝統と革新の融合でランブルスコを牽引するイタリア屈指の造り手「カンティーナ チェーチ」突撃インタビュー |
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カンティーナ チェーチは、4世代に渡り地元パルマで伝統と革新を軸に、時代の最先端を行く世界有数のランブルスコ生産者です。全てはオーナーの祖父であるオテッロ氏の営むトラットリアで出したランブルスコから始まり、現在は世界のトップワイナリーの一つとして認識されるまでになりました。フラッグシップワインであるオテッロ ネロ ディ ランブルスコは、『ドゥエミラ ヴィーニ』において9年連続5グラッポリを受賞した初めてのランブルスコワインになるなど、数々の受賞歴を持っています。今回は、カンティーナ チェーチの輸出マネージャーを務めるマヌエレ マラビーニ氏にオンラインでお話を伺いました。 | ||||||||||
地元に根付くトラットリアから、世界有数のトップワイナリーに |
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![]() オテッロ チェーチ氏は、パルマ北部のバッサ パルメンセでトラットリアを営んでいました。1938年にオテッロ氏は、地元の農家から購入したブドウで造るランブルスコの生産に専念することを決意し、カンティーナ チェーチを設立。オテッロ氏の息子であるブルーノ氏とジョバンニ氏は、1960年代に会社を拡大させ、ワイナリーとして確固たるアイデンティティを確立させます。現在は、孫と曾孫も参画し、家族経営ワイナリーとしてさらに拡大を続けています。
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パルマ近郊の最高約300メートルの丘陵地で栽培される、数々の高品質ランブルスコを生み出すパルマの土着品種マエストリ種 |
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エミリア ロマーニャ州を代表するランブルスコ種は、ソルバーラ、グラスパロッサ、サラミーノ、ディ モデナなど、数多くの種類が存在し、多くのランブルスコは州全体で栽培されています。その中でマエストリ種は、パルマとレッジョエミリアの限定されたエリアのみで栽培されている非常に希少な品種です。
カンティーナ チェーチのマエストリ種は、平地の多いエミリア ロマーニャ州では珍しく標高が最高300メートルの丘陵地帯で栽培されています。それによりティレニア海の風が届き、ミネラル感が生まれてリッチな味わいが与えられます。マエストリ種はランブルスコの中でもっとも色調が濃く、果実味がありふくよかな味わいです。赤いベリー、チェリー、ブルーベリー、スミレ、セージなどのハーブの香りを持ちます。 ![]() |
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■インタビューを終えて | ||||||||||
ランブルスコを代表するカンティーナ チェーチにお話をお伺いして、まず感じたことは「イタリア国内にとどまらず、国外にも多く目を向けている」ということです。ラベルデザインを自由にカスタマイズできる「TO YOU」や、中田英寿氏がプロデュースを手掛けた「Bacio」が日本に上陸するなど、世界中の人が親しみを持てるような仕掛けがなされています。
ワインと相性の良い食べ物として「焼き鳥、メキシコ料理、スパイシーなアジア料理」を挙げており、枠にとらわれない革新的なワイナリーとして、イタリアワインを牽引する姿を垣間見ることができました。 カンティーナ チェーチは「チェーチのランブルスコは、仲間と過ごす時のお供に最適です」と話します。ぜひ笑顔や幸せをもたらすワインとして、ご家族やご友人、お仲間とご一緒にお楽しみください。 |
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伝統と革新の融合でランブルスコを牽引するイタリア屈指の造り手「カンティーナ チェーチ」突撃インタビュー
2021/05/19