6種類のイタリアワインとマリアージュ体験 by「TRATTORIA CREATTA」

プロセッコ、シャルドネ、アルネイス、バローロ、モンソルド、ネグロアマーロ。料理とワインの意外な組み合わせを発見

プリフィックスメニューは、前菜、パスタ、メイン、デザートから好きな料理を選ぶシステム。この日はこちらのメニューから各自が思い思いに自由に選ばせてもらいました。

前菜のホタルイカとホタテには爽やかな酸とミネラルを感じるチェレットのアルネイス

前菜に「イタリア産ブッラータチーズとトマトと苺のマリネ」を選んだ人は、「ラ ジャラ プロセッコ スプマンテ ブリュット」がベストだったとのこと。このブッラータはちょっと水切りしたタイプ。よりしっかりとしたコクがあったようです。イチゴの甘みがプロセッコの明るい果実感とマッチしたのだと思います。

雲丹の濃厚かつ上品な旨みを支える懐の広さをもつマッセリア リヴェリのシャルドネ

プリモに「和牛肩ロースのボロネーゼ ブカティーニ」を選んだ人は、白よりも赤、ということで「テロワール チェレット バローロ コンテ デル ウニタ 2018」とのマリアージュを推していました。チェレットのこのバローロはタンニンも控えめで綺麗な酸と果実味が心地よいエレガントスタイル。牛のボロネーゼソースにも確かに合うと思います。

バルサミコソースがアクセントの牛のタリアータを引き立てるチェレットのモンソルドとバローロ

最後に残った赤「マッセリア リ ヴェリ マッセリア リ ヴェリ 2016」はとにかく華やかで力強く複雑。ワインの味が強すぎて私が選んだメイン料理がちょっと負けてしまっていました。お肉の煮込み料理などどっしりとした料理と合わせるか、食後のひと時に飲む瞑想ワインとしてもいいかもしれません。

レストラン「TRATTORIA CREATTA」さんのサービスも素晴らしく、ワインと料理をゆっくりと味わうことができました。1つの料理に様々なワインを飲み比べてみるといろいろな発見がありますし、他の方の感想も聞けて、感じ方の違いも参考になりました。とても貴重な体験をさせて頂きました。

前菜、パスタ、メイン、デザートのそれぞれ複数のメニューの中から好きな料理を自由に選ぶことができます。
前菜だけ、メインだけ、デザートだけ、でもOK！

東京都千代田区丸の内1-1-3
日本生命　丸の内ガーデンタワー 1F
TEL 03-3284-0020