2012年10月31日 ディ マーヨ ノランテ社 アデレ ダレーテさん Ms.Adele D’Alete
モリーゼ州で一番有名なワイナリーのディ マーヨ ノランテ社 アデレ ダレーテさんに突撃インタビュー |
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モリーゼ州で一番有名なワイナリーのディマーヨノランテは、アリアニコ コンタドが連続してトレビッキエリを受賞したり、さらにはイタリアNo.1コストパフォーマンスワインに選ばれたり、高品質で抑えた価格のワインを造っている素晴らしい造り手です。昔から販売していてとても身近な造り手なので、今回インタビューをするのがとても楽しみでした。 | |||||||||
ディ マーヨ ノランテのワイン = モリーゼのワインの伝統 |
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アデレさん(以下ディマーヨノランテ):ワイナリーはモリーゼのカンポマリーノというところにありますが、モリーゼのことはご存知ですか?
トスカニー:実は9月にイタリアに行ったときモリーゼを通りました。アブルッツォからプーリアまで高速で走ったときに。 ディマーヨノランテ:アブルッツォもプーリアも観光地ですからね。どちらも私たちのところからアクセスがいいので次はぜひ立ち寄ってください。モリーゼはワイン造りにおいては長い伝統がある土地ではありません。だからモリーゼのワインの伝統を語ることはすなわちディマーヨノランテの歴史になります。 トスカニー:なるほど ディマーヨノランテ:ディ マーヨ ノランテは1968年にルイジ ディ マーヨが設立しました。ルイジは今も健在ですが、ワイナリーは息子のアレッシオに引き継いでいます。ディマーヨノランテが現在のような高品質ワインの造り手と認識されたのはアレッシオの代になってからです。1998年にエノロゴにリッカルド コタレッラを迎えたことが大きな転機になりました。 |
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海のそばだから特に白ワインはミネラリー! |
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ディマーヨノランテ:畑は全部で100haあります。30%が白ブドウで、ファランギーナ、グレコ、そして甘口ワイン用のモスカートレアーレを造っています。残りは赤でサンジョヴェーゼ、モンテプルチアーノ、アリアニコ、ティンティリアを造っています。畑はすべて有機栽培で、ICEAの有機認定をとっています。
トスカニー:畑はどこにあるのですか? ディマーヨノランテ:ワイナリーがある周辺にあります。ほとんど海に近いところなので、事務所の窓から畑が見えて、その先はもう海です。 トスカニー:そんなに海に近いのですね。 ディマーヨノランテ:ええ、白ワインには特に海からのミネラル感を感じられます。 |
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世界中のお客様に常に良い品質を提供し続けていくのがワイナリーのポリシー |
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トスカニー:ところで、輸出はどれぐらいの割合ですか?
ディマーヨノランテ:年間の生産本数は100万本で、そのうち60%がアメリカに輸出、残りがイタリア国内で消費されているのと他の国々への輸出で半々ぐらいです。 私たちのワイン造りのポリシーは、品質の安定です。コタレッラにコンサルタントを依頼しているのもそういう理由からです。彼は随時ワイナリーに来て指導してくれますし、来られないときはスタッフを派遣したり、あと私たちから試飲用のサンプルをファレスコまで持って行ってチェックしてもらったりもしています。もちろん、ディマーヨノランテにも2人のアグロノモが常駐しています。私たちのワインを飲んでくださる世界中の方々に常に良い品質を提供し続けていくのが私たちのポリシーです。 |
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■インタビューを終えて | |||||||||
日本に来て風邪をひいちゃったと言うアデレさんでしたが、ディ マーヨ ノランテのワインが品質を大切にしていて、かつコストパフォーマンスが素晴らしいことを熱を込めて説明してくれました。多くのお客様に支持されていて、わざわざヘリコプターでワインを買いに来るお客様もいるということを嬉しそうに話して下さいました。 ずっと前から販売させて頂いているディ マーヨ ノランテですが、今回改めてお話しを聞いてもっとお客様にワインをご案内しないともったいないと痛感しました。特にガンベロロッソでトレビッキエリを獲得してさらに最優秀コストパフォーマンスにも選ばれたコンタドは間違いなくオススメです。 |
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2012年10月31日 ディ マーヨ ノランテ社 アデレ ダレーテさん来社
2012/10/31