2005年9月12日 ファルネーゼ社 カミーロ デ ユーリイス社長
ファルネーゼ社 突撃インタビュー |
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ローマを朝早く出て、車で一路アドリア海側の オルトーナに着いたのは10時過ぎ。 ファルネーゼはオルトーナの中心にある お城の中にそのオフィスがあります。 出迎えてくれたのは社長のカミーロ・デ・ユーリイスさん。 |
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ファルネーゼは、総面積で15000ヘクタールをカバーする(1200軒の農家)生産者組合を通じて、決まった農家と契約し、さらにその中からいいぶどうを選別してぶどうを高く買い取ることで、高品質なワインを格安に生産するワイナリーです。
その手法はカミーロさん自身もあまり他には知らないというほど、類をみない効率的なぶどうの確保のシステムとなっています。 「うちでもらった残りのぶどうは、北のスプマンテに使われるんだよ」
アブルッツォのいいぶどうはすべてこのファルネーゼがもらう。そんな自信がみなぎっているような発言でした。 そうしてお城に戻ってきておどろくのは、完全に中はきれいに修復されていて近代的そのもの。 1200年から200年をかけて城は作られたそうで、その城を5年前(2000年)に購入。2年間かけて修復し昔の姿を再現したのだとか。 1582年に当時この城の城主だったファルネーゼ王子が迎えた妃が、オーストリアのマルゲリータ王女。 |
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ケンブリッジで商業を学び、卒業後、イギリスでイタリアワインの輸入をしていたカミーロさんは、そのファルネーゼの話を知り、いつかこのお城を再建してワイン醸造をオルトーナでしたいと夢見るようになったのです。
そして、1980年にファルネーゼを商標登録。1990年にはファルネーゼにおけるワイン造りに着手。ファルネーゼが復活したというわけです。 「だから、私はファルネーゼの王子だ」 とにこにこというカミーロさん。茶目っ気たっぷりに話されるのですが、夢に向かって真剣に取り組んだ情熱。すごいなぁと改めて思った次第です。 「奥様はイギリスの方ですか?」 「妻は同郷のイタリア人です。イタリアには奥さんのことを牛というんだよ。奥さんには同じ生まれの人がいいという考えがイタリア 「昔はあったかもしれませんが、今は聞かないですね~」と私。 その後、立派な応接室で全種類のワインを試飲させていただきました。 「この辺で、魚介三昧いかがですか?」 日本に未入荷のファルネーゼペコリーノと、その後エディッツィオーネ。今回のイタリア出張でNO1においしかった昼食をいただきました。 是非、ファルネーゼのおいしいワイン。お試しいただければ! 日本に未入荷のファルネーゼペコリーノと、その後エディッツィオーネ。今回のイタリア出張でNO1においしかった昼食をいただきました。 是非、ファルネーゼのおいしいワイン。お試しいただければ! |
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■インタビューを終えて | ||
余談:「社長さんの成功はあたりまえですけど狙ったから達成できたんですよね」私 「もちろん。棚からぼたもちなんていうことは絶対にありません。狙ったからですよ」とカミーロ社長。 とっても茶目っ気たっぷりの社長さん。 |
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2005年9月12日 ファルネーゼ社 突撃取材!
2005/09/12