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2020年1月28日 ミレーナペペ氏
デカンター誌で南イタリア最優秀赤ワインを獲得!「南イタリアの隠れた宝石」と称賛されるタウラージ生産者!標高350~500mのベストポジションの畑で土着品種の個性を追求し続ける「テヌータカヴァリエルペペ」突撃インタビュー
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テヌータカヴァリエルペペは、2015年に女性醸造家ミレーナペペが、カンパーニャ州タウラージDOCGの中心エリアに立ち上げた家族経営のワイナリーです。ミレーナは、ベルギーに生まれフランスでワイン醸造を学んだ後、父の故郷に戻り、ブドウ栽培農家の祖父が遺した畑でワイナリー経営を決意。
家族一丸となって、アリアニコを始めとしたイルピニアの土着品種に力を入れ、この土地のテロワールでしか生み出せない個性、力強さとフィネスを感じさせるワインを造り出しています。今回は、テヌータカヴァリエルペペを立ち上げたオーナー兼醸造家のミレーナペペさんにお話を伺いました。 |
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ベルギーに生まれ、フランスのワイン醸造を学んだミレーナペペさんが父の故郷イタリアでワイン造りを開始
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私はベルギーのブルッセル出身で、ベルギーで育ちました。父がイタリア人、母がベルギー人のハーフです。私の父であるアンジェロペペは、長年レストランで働いていましたが、祖父の遺したイタリアカンパーニャ州のタウラージエリアの畑でブドウや穀物を造り始めました。1998年には、イタリアの食品をプロモートした功績を讃えられ、イタリア共和国大統領から勲章(カヴァリエーレ)を授与されています。
そんな父の影響もあり、私は、オランダの大学へ行き、マーケティングの勉強をしました。その後、ワインや畑のことを詳しく知るために、2004年に3ヶ月間、タン エルミタージュのミッシェル シャプティエでインターンシップを行い、主に畑とセラー(醸造所)の仕事を学ぶためにシャトー ヌフ デュ パプのドメーヌ ド ラ ジャナスで1年間修業しました。
そして2005年にイタリアに戻り、家族のワインを造ることを決意します。ブドウを育てる農家ではなく、ワインを造るためにブドウを育てるワイナリーとしてテヌータカヴァリエルペペを立ち上げました。初めは、コーダディボルペとフィアーノを造り初め、徐々にアリアニコなどを造っていきました。今年でちょうど創業から15年立つのですが、今では、私たちの造るタウラージやタウラージリゼルヴァは世界でもよく知られ、30か国に輸出されています。
私は、マーケティングからブドウの栽培、醸造まで全て自分で行います。以前、畑で作業をしていてタンクから落ちて大けがをしたこともありました。9-11月の収穫が終わる時期で、毎日がとても忙しく疲れていたのだと思います。病院に行ったらお医者さんに夫にDVされているんじゃないかと心配されるぐらい、結構なケガでした。。(笑)私は、入院している間も畑のことが心配でずっとそわそわしていて、自分は常にワインのことを考えていることに改めて気づきました。
私は、そのケガの後、ワインを造るためにどれだけ苦労をするか思い出すために、「オペラミア(私の仕事)」という名前をタウラージのワインに付けました。自分の仕事に得意げになるのではなく、目の前のことを愚直にやり続けることがとても大切だと思っています。 |
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ブドウ栽培農家だった祖父が遺したタウラージのベストポジションの畑
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私たちの畑はカンパーニャ州アヴェッリーノ県の、タウラージDOCG地区内の小さな村にあります。山の南東の南斜面に広がっており、標高350~500mの丘陵地です。すぐ近くにはアンティコカステッロのワイナリーがあります。
この祖父が遺してくれた畑は、私たちの最高の宝物です。タウラージエリアの中でも、標高の高い丘陵地で造られるワインは、フレッシュなミネラル感があり、味わいのバランスが良く、料理とも非常にマッチします。熟成しているワインでも、ミネラル感が消えずに残ります。このミネラル感は、自然条件と火山土壌からくるテロワールでしか生み出せない味わいです。私は、この伝統的な品種の可能性を信じ、このテロワールでしか生み出せない個性的な風味や味わいを大切にしています。 |
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デカンター誌で南イタリア最優秀赤ワインに選ばれた「タウラージリゼルヴァ」
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テヌータカヴァリエルペペの中でも、よく知られているのがタウラージとタウラージリゼルヴァです。タウラージ リゼルヴァ2009は、『デカンター誌ワールドワインアワード2016(15ユーロ以上の部)』で最優秀赤ワインを獲得しています。これにより、英国ワイン市場の注目を集めることになりました。
また、翌年の『デカンター2017』では、南イタリアの隠れた10の宝石と称賛され、その中で「さくらんぼやバニラ、ナツメグのとても魅力的な香りを持っている。ブラックチェリーやカシスの生き生きとした風味、ジューシーな酸、しっかりとしたタンニンが口に広がる。タフで、生き生きとしていて、素晴らしい。私の見解では、ワールドワインアワード2016で最優秀赤ワインに選ばれた2009年よりも2011年は更に素晴らしいバランスだ。」と更なる高評価を頂いています。
タウラージリゼルヴァは、カラジータ、ピエルゴーロ、ブルッシニータ、ペサーノの4つの畑の中で品質のよいブドウを選んで造っています。香りは、ブラックベリー、ブラックチェリーを思わせる複雑な香りがあり、非常にスパイシーです。なめらかなタンニンでありながら、華やかな果実味と濃厚で余韻の長い後味が楽しめます。濃厚なソースを添えた赤身肉や、風味の強いチーズと相性がいいです。 |
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カヴァリエルペペ3つのワイン造りのポリシー。収量、収穫時期、熟成期間
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私たちがワイン造りを行うにあたり、大切にしていることが3つあります。
①品質の維持
品質を高めるために収量を減らしています。ここは山岳地帯と言うことでそもそも収量は低いのですが、もし増やしてしまうとアリアニコに苦みが出てしまうので特に気を付けています。
②収穫時期
良いワインを造るためには最高のブドウで造ることが必要です。そのため収穫のタイミングを見極めるのが非常に大切になってきます。山岳地帯のため昼夜の寒暖差が大きく、それがアロマや風味に影響します。私はボルドーで醸造学を学び、そこで収穫のタイミングをはかるためにブドウを食べて確かめることの重要性を身に付けました。私はタンニンを柔らかく仕上げたいのでその点を重視しています。
③熟成期間
タウラージは特に時間をかけて待つ必要のあるワインです。タウラージとしての風味を出さなければなりません。そのため、リリースする時期を見極めることが重要です。 |
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ピチピチとしたミネラル感が料理と相性抜群!アリアニコ100%で造るフードフレンドリーなロゼ |
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テヌータ カヴァリエル ペペ |
ロザート デル ヴァーロ 2018 |
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成熟する前に早摘みしたブドウと、赤ワインのために収穫したブドウを3~4時間醸し、セニエ法によって取り除かれた果汁をブレンドして造られています。ブレンドの比率は半々くらいで、毎年ミレーナが自分好みに調節しています。
ステンレスタンクにて低温発酵、その後シュールリーでしばらく寝かせてからボトリングします。 |
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試飲コメント:色は、明るいサーモンピンク。
野生のイチゴやデリケートなバラの香り。スッキリとしたミネラル感があり、後から優しい甘みがじんわりと口に広がります。料理にも合わせやすいフードフレンドリーなロゼです。生ハムやフレッシュチーズ、魚料理などと相性がいいです。 |
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ファランギーナ100%!華やかさの中にキレのある酸味が際立つドライな味わい |
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テヌータ カヴァリエル ペペ |
リラ イルピニア ファランギーナ 2015 |
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ワイナリ-周辺のルオゴサーノ村とサンタンジェロアレスカ村の丘陵畑で産するブドウを使用しています。標高は350mでギョイヨ式。土壌は、粘土白亜質土壌です。ブドウを手摘みし、厳しい選別の後、房ごと圧搾します。15℃で発酵してブドウのアロマをそっくりワインに移し取っています。タンク内シュールリーで熟成、瓶詰め後、更に熟成します。ワイン名の「リラ」は、ミレーナの子供が男の子しかいないため、娘につけたかった名前をつけたのだとか。 |
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試飲コメント:グリーンのきらめきのある淡い麦わら色。青リンゴやバナナのフレッシュな香り。アロマティックでピリッとしたキレのある酸味が心地よいドライな味わいです。 |
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爽やかな酸が心地よい!長い余韻が続くエレガントフィアーノ |
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テヌータ カヴァリエル ペペ |
レフィアーノ フィアーノ ディ アヴェリーノ 2015 |
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ラピオ村の丘陵地に広がる畑は、粘土白亜質土壌で、仕立てはギョイヨ式です。ブドウを手摘みしセラーで厳しく選別、ステンレスタンクで8℃24時間の低温浸漬を行います。圧搾後15~18℃をキープしながら発酵させ、ブドウのフルーティーなアロマを全てワインに移しとります。シュールリーで2ヶ月熟成後、瓶詰めして更に2ヶ月熟成させます。 |
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試飲コメント:淡い麦わら色。白桃やアプリコットの香り、時間が経つと、ナッツやはちみつのニュアンスが出てきます。爽やかな酸と、凝縮された果実のバランスが心地よく、魚料理と相性抜群です。 |
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もう一杯飲みたくなる、クセになるミネラル感!グレコ100%で造る力強い白 |
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テヌータ カヴァリエル ペペ |
ネストル グレコ ディ トゥーフォ 2015 |
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モンテフスコ、トッリオーニ、プラタ ディ プリンチパート ウルトラ村にまたがる丘陵畑のブドウを使用しています。仕立てはギョイヨ式で、土壌は粘土白亜質で火山灰の成分が多いです。そのため、ミネラル感豊富な力強い味わいに仕上がります。その後、手摘みしたブドウを厳しく選別し、房ごと圧搾機に入れ軽く圧搾します。低温で静置して澱引きを行い、ステンレスタンク内で15~18℃の低温発酵後、シュールリーで二ヶ月熟成させます。瓶詰め後もさらに2ヶ月熟成させています。 |
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試飲コメント:金色の輝きのある深いイエロー。洋ナシやシトラスの香りとしっかりとしたミネラルの風味があります。たくましくリッチで、後味に塩気も感じられ、「もう一杯!」とついつい手が進んで飲みたくなる、クセになる味わいです。 |
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香り高く軽やかなアリアニコブレンド!しなやかなタンニンが織りなすコクのある味わい |
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テヌータ カヴァリエル ペペ |
テッラ デル ヴァロ イルピニア アリアニコ 2012 |
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アリアニコ85%、メルロー15%のブレンドで造られた香り高く飲み心地のよいワインです。ルオゴサーノ、サンタンジェロ アレスカ、タウラージ村にまたがる丘陵地に広がる畑は、標高350m、粘土白亜質土壌で、仕立てはコルドンシュプール式です。10月末に手摘みしたブドウを除梗し、発酵前に低温浸漬して果実の風味と色合いを最大限抽出します。発酵後、ワインの半分をステンレスタンクで、残り半分を樽内で6ヶ月熟成、瓶詰め後更に一定期間熟成させます。 |
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試飲コメント:深いルビー色。ブラックベリーや完熟したブラックチェリーの香りにスパイスとバニラのニュアンスが混じります。ソフトでベルベットのようにしなやかなタンニンが織りなすコクのある味わいで、ずっと飲んでいたくなる赤です。 |
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繊細で洗練されたタンニンと果実味溢れる『エレガントタウラージ』 |
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テヌータ カヴァリエル ペペ |
オペラ ミア タウラージ 2012 |
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タウラージ村のペサーノ丘陵(日当たりの良さで有名な畑)の南斜面に広がる自社畑は、標高400mで、粘土白亜質土壌、仕立てはコルドンシュプール式です。11月初旬に手摘みしたブドウをブドウ畑とセラーで厳選します。発酵前に低温浸漬して果実の風味と色合いを最大限抽出します。果皮浸漬しながら発酵し、アリアニコ種のタンニンを穏やかに抽出します。フレンチオーク樽(アリエ、トロンセ産)で12ヶ月熟成後、瓶詰めして更に12ヶ月熟成させます。次のVTからは、セメントタンクを使っているため、もっとフレッシュな仕上がりになるとのこと。 |
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試飲コメント:深いルビー色。アルコール漬けのレッドフルーツや干したプルーン、白ペッパーの複雑で濃厚な香り。繊細だが存在感たっぷりのタンニンが織りなすフルボディな味わいと濃厚で余韻の長い後味に圧倒されます。 |
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『デカンター2016』で南イタリア最優秀赤を獲得!濃厚な果実がぎゅっと詰まった余韻の長いリゼルヴァ |
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テヌータ カヴァリエル ペペ |
タウラージ リゼルヴァ 2011 |
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『デカンター2017』で、「ワールドワインアワード2016で最優秀赤ワインに選ばれた2009年よりも2011年は更に素晴らしいバランスだ。」と高評価の2011年。ラベルには、1269年からあるカヴァリエルペペ家の紋章が入っています。11月中旬に手摘みで収穫されたブドウを、畑及びセラーで選別。
発酵前に低温浸漬を行い、色素やフルーティーなアロマを最大限抽出します。繊細な技術を駆使した長期果皮浸漬でアリアニコの豊かなタンニンを抽出した後、アルコール発酵をします。フレンチオーク(アリエやトロンセ産)の小樽で、バトーナージュ(櫂入れ)しながら18ヶ月の熟成、その後12ヶ月の瓶内熟成させます。 |
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試飲コメント:レンガ色がかった深いルビーレッド。ブラックベリー、ブラックチェリーを思わせる複雑な香り、非常にスパイシーです。どっしりとしたフルボディ。なめらかなタンニン、華やかでなたっぷりとした味わい、濃厚で余韻の長い後味が楽しめます。濃厚なソースを添えた赤身肉、風味の強いチーズと相性抜群です。 |
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スッキリとした上品な甘みが特徴!標高の高い畑で造られる珍しい「山のパッシート」 |
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テヌータ カヴァリエル ペペ |
キッコ ドーロ フィアーノ パッシート 2016 |
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標高の高いところで造られる珍しい「山のパッシート」。パッシートは、ブドウの糖度を十分に上げる必要があるため、冷涼な標高の高い地域ではあまり造られません。このパッシートは、標高の高い畑で造っているため、甘さが控えめで上品な味わいに仕上がっています。11月まで摘み取らずに残しておいたブドウを、過熟してレーズンのようなしわしわの状態になってから収穫します。その後、穴の空いているテーブルで1ヶ月間日干しにします。濃縮された糖度が最高に達した瞬間を逃さず、すばやく圧搾し、オーク樽で発酵、熟成させます。 |
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試飲コメント:色は、 濃厚なゴールデン・イエロー。
ハチミツ、完熟アプリコット、香ばしく焙煎したナッツの香りです。
非常に香りがよく、フレッシュでなめらかな舌触りの甘口。ドライアプリコットとトーストしたアーモンドのエレガントな後味が後をひく美味しさです。クッキーやパンナコッタ、フルーツと相性がいいです。 |
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■インタビューを終えて |
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マーケティングに留まらず現場に出て栽培、醸造まで全ての仕事をこなすオーナー兼醸造家のミレーナさん。古い考え方の多い男性中心の世界で、ハーフの25歳の若い女性が、ワイナリー経営に乗り出すことはとても勇気のいる決断だったと思います。彼女のワインは柔らかく上品な中にしっかりとした芯の強さが感じられ、まさにミレーナさんの人柄がワインにも反映されていると感じました。
「ガンベロロッソ」や「ドクターワイン」等でもどんどん評価を上げていて、「デカンター」では南イタリアの隠れた10の宝石と称されるテヌータカヴァリエルペペ。他のタウラージやアリアニコにはない柔らかさや飲み心地の良さをぜひ感じて頂ければと思います。 |
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