100年以上変わらない、ピノビアンコ、シャルドネ、ソーヴィニヨン3品種の伝統的なブレンド「テルラーネル クラシコ」の特徴を最も表現している最上級白ワインです。テルラーノ最上級畑の葡萄を徹底的にセレクトし、大樽による伝統的な醸造方法で造られます。2020ヴィンテージも『ルカ ガルディーニ』97点、『ジェームズサックリング』で96点など高得点を叩き出しています。

アルト アディジェは現在でこそ高品質な白ワイン産地として名高い地域ですが、40年ぐらい前までは、赤ワインの比率が9割と、白ワインはあまり造られていなかったという歴史的背景があります。その中でも100年以上前から変わらない3品種のブレンドで造られ、アルト アディジェ産白ワインの名声を高めてきたこの「テルラーネル クラシコ」は、アルト アディジェを白の銘醸地に変えたといっても過言でないワインなのです！

濃密感とミネラルの素晴らしいハーモニーを奏でる偉大なワイン

ハチミツのニュアンスがあるクリームのような香り、濃密感とミネラリーな要素のバランスが素晴らしいハーモニーを奏でる偉大な白ワイン。世界的にも非常に珍しい石英斑岩土壌が生み出す豊富なミネラルは、数十年もの長期熟成を可能にさせます。ゆうに15年以上の長期熟成のポテンシャルを持つ素晴らしいノヴァ ドムス リゼルヴァは是非大きめのグラスで味わってください。

ワインガイド評価

『ルカ ガルディーニ』97点（2020ヴィンテージ）

最高のピノ・ブラン、シャルドネ、ソーヴィニヨンのセレクションから生まれた、息をのむようなブレンド。コンパクトで張りのあるノーズは、砂糖漬けの杉、ユーカリの香りがあり、わずかにアーモンドのような後味がある。洗練された風味とフレッシュで柑橘系の後味が印象的。

『ジェームズサックリング』96点（2020ヴィンテージ）

艶やかな桃、熟したマンゴー、砕いたクルミ、パイ生地のリッチで複雑な香り。ドライフラワーのニュアンスもある。フルボディで緊張感とミネラルがあり、チョーキーなテクスチャーが骨格と余韻の長さを加える。美しい酸が神経を保ち、長くエネルギッシュなフィニッシュへと導く。飲んでも良し、持っていても良し。

アルプス山脈の麓、オーストリアに隣接するトレンティーノ・アルトアディジェ州の中心都市、ボルサーノにほど近いテルラーノは、高品質な白ワインの産地として名高い町です。

1893年に24県の栽培農家から設立された歴史と伝統の造り手、テルラーノは100年を超える歳月の中で、徐々にテルラーノエリアの優良な区画を持つ栽培家のみをコーポラティーヴォのパートナーとして迎え入れてきた。現在は高品質ワインを醸すことに情熱を燃やす若手醸造家のルーディ・コフラー氏を中心に運営されている。

畑は、アディジェ川を望むアルプス山脈に囲まれた斜面（標高250～900m）に広がり、川と山脈に挟まれた個性的なミクロクリマと斜面によって水捌けの良い土壌を持つテロワールから、芳醇な果実味とミネラル溢れる複雑深遠かつ長命なワインを生み出す。「ヴィンヤード・シリーズ」は厳選された区画からの葡萄のみを用いたワイン。また「セレクション・シリーズ」は、造り手のフラッグシップともいえるワインで、古樹からの葡萄を新樽で発酵、熟成させている。