ブルネッロ協会最高評価5つ星！希少バックヴィンテージ2010！

「ブルネッロの産みの親」名門ビオンディサンティのバックヴィンテージが入荷しました！しかも愛好家垂涎のブルネッロ協会最高5つ星ヴィンテージ2010年です！ブルネッロ協会は2010ヴィンテージに最高評価5つ星をつけていて、2004、2006、2007、2012と並ぶ素晴らしい年と絶賛されています！リリース直後に世界中のワイン愛好家の話題をさらった2010年。今となっては入手困難なバックヴィンテージとなっています！『ガンベロロッソ』2016で最高賞トレビッキエリ、『アントニオガッローニ』『ワインアドヴォケイト』『ワインエンスージアスト』も手放しで絶賛する素晴らしい評価。間違いなくお宝となる希少なビオンディサンティのブルネッロ2010年！この機会をお見逃しなく！

ビオンディ サンティの長い伝統はまさに“ブルネッロの歴史”

醸造家・ワイン農家であると同時に偉大な文化人でもあったクレメント・サンティ。モンタルチーノはかつて甘口ワインの産地として有名でしたが、彼の造る赤ワインは、1856年のロンドン万国博覧会、1867年のパリ万国博覧会で賞を受け、その後イタリアで「1865年度優秀赤ワイン」に選ばれるなど、多くの賞を受賞しました。

その意思を継いだのが、孫のフェルッチョ・ビオンディ・サンティ。イタリア統一運動に参加後、モンタルチーノの自宅に戻った彼は、オイディウム菌とウドンコ病で荒れ果てた畑を再生するために病気に強い品種を選別して「サンジョヴェーゼ・グロッソ」を植樹しました。そしてオーク樽で長期間寝かせることで格段に美味しくなることに気付きます。こうして1888年、最初のブルネッロが誕生しました。

こうして誕生したブルネッロの名声をさらに高めたのが前当主のフランコ氏。1967年にはトスカーナのブルネッロの栽培面積は76haほどで、いくつかのワイナリーが所有しているだけでしたが、1980年までには640haにまで広がり、ブルネッロ ディ モンタルチーノはDOCGの認定を受けました。これほど早期にDOCGに認められるのは異例のことで、それだけブルネッロというワインの品質が際立っていたことを示しています。また、フランコ氏は畑の拡大とともに研究に研究を重ね、ブルネッロの品種改良や技術改善にも力を入れてきました。2013年に91歳で亡くなるまでカンティーナに立っていたという、生涯現役を貫いた人物です。

ワインガイド評価

『アントニオ ガッローニ』96点（2010ヴィンテージ）

2010年のブルネッロ ディ モンタルチーノはまさにノックアウト級の味わいだ。バラの花びら、ミント、甘美なスパイスと花束の風味が最初にグラスから立ち上る。表現し難い程の美しさがあり、実に古典的ヴィンテージの特徴が感じられる。厳格な特徴を持つビオンディ サンティのブルネッロは年数を経るごとに造られていく。かなり忍耐を必要とするヴィンテージでもあるが、現時点でさえその存在感を示している事は明かだ。グラスの中で刻々と変化をしていく2010年は多面的な個性を備えており、長く続く塩味を感じるフィニッシュがある。まさに美そのものである。（2015年2月）

『ワインエンスージアスト』96点（2010ヴィンテージ）

この輝くようなワインはフィネスに富み、バラやスミレ、パウダーを思わせる魅惑的なアロマが感じられる。力強く締まった口当たりで、上質なタンニンとブライトな酸に寄り添うフレッシュなチェリーに、砕いたレッドチェリー、白コショウとタバコの風味が感じられる。信じがたい程にバランスが取れているが、まだ若いワインなので開かせる必要がある。セラーにストックすべきワインだ（2015年5月）

『ワインアドヴォケイト』95+点（2010ヴィンテージ）

このワインは3年前にリリースされたときに評価したことがあるが、このようなワインは頻繁に再訪する価値がある。2010年のブルネッロ ディ モンタルチーノは、若々しく引き締まっており、前回からほとんど変わっていない。このクラシックなヴィンテージは、エレガンスと力強さという、一見相反する2つの特徴が、稀に魔法のように一体となることで記憶されるだろう。このワインは芯が締まっていて、キレのあるフレッシュさと、森の果実、スミレ、耕したばかりの土のアロマが積み重なっている。今回の2回目の試飲で飲み頃を広げた。飲み頃2021～2045年（2019年8月）

ブルネッロ ディ モンタルチーノを語る上で避けては通れない生産者が「ビオンディ サンティ」です。19世紀の終わりにフェルッチョ・ビオンディ・サンティによって産み出された偉大な赤ワイン、「ブルネッロ ディ モンタルチーノ」。フェルッチョ氏は、自分の農園でサンジョヴェーゼの特異なクローンを選び出します。特に粘土質の岩土壌である畑で生育された優良ブドウは、非常に力強いワインを産み出し、そのワインを初めてワイナリー元詰めでリリースしました。

その後はフランコ・ビオンディ・サンティ氏の活躍により、ブルネッロの名は世界に広まり、現在の確固たる地位を築いています。つまり、ビオンディ サンティはブルネッロの産みの親であり、ブルネッロ ディ モンタルチーノの歴史と伝統にとって欠かせない偉大な存在なのです。

彼は最初のワインを醸造し、自分の直感が正しかったことを確信します。そして、非常に有能な息子とともに、販売促進活動を開始し、わずか数十年のうちに彼のワインとワイン造りにかける情熱は広く認められ、称賛されるようになりました。

現在ワイナリーは、シャンパーニュのパイパー エドシックやシャルル エドシックなどを所有するEPIグループの傘下に加入。マルケージ デ フレスコバルディでマーケティングディレクターを務めたジャンピエロ ベルトリーニ氏が代表を務め、過去の積み上げてきた経験を活かしつつ、さらなる品質向上に注目が集まっています。ここで生産されたブルネッロは、世界で最も長期保存が可能なワインの1つといわれています。