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サリーチェ サレンティーノ ロッソ リゼルヴァ 2012 タウリーノ 750ml [赤]
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- 英字名
- Salice Salentino Rosso Riserva
- ワイナリー名
- タウリーノ(詳細はこちら)
- 内容量
- 750ml
- 品 種
- ネグロ アマーロ、マルヴァジア ネーラ
- 産 地
- イタリア・プーリア
- カテゴリー
- サリーチェ サレンティーノDOC
- タイプ
- 赤
- 味わい
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● 辛口 中辛 甘口 - 輸入元
- モンテ物産株式会社
こういったワインが無くなって欲しくないですね。チェリー リキュールのトーン、奥底にある柑橘、ビターオレンジのニュアンスがあります。そしてこの粘性、甘やかさ。後味は非常にドライです。南イタリアは野菜の文化なので、まず野菜と合わせて欲しいですね。野菜の持つ凝縮感で合わせて欲しいです。鉄板焼きで余った端の方のピーマンとかとても合うと思いますね。中華だとホイコーロー、野菜を使ったもの、赤味噌の土手煮も意外と良いでしょう。
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伝統的美学に満ちた豊かな味わい!飲めば納得の艶やかさと力強さサリーチェサレンティーノ真の実力者「タウリーノ」
サリーチェ サレンティーノ ロッソ リゼルヴァ Salice Salentino Rosso Riserva
商品情報
「イタリアワインの歴史をひも解くなら間違いなく南イタリアワインを飲むべき」
2018年6月、2018年6月、日本におけるイタリアワインの第一人者『ヴィーノ デッラ パーチェ』の内藤ソムリエと2009ヴィンテージを試飲しました。「タウリーノの強烈なプーリア香、素敵ですね。イタリアワインの歴史をひも解くなら間違いなく南イタリアワインを飲むべきで、ギリシャの影響を受けた南イタリアは重要な産地です。
まず、香りから感動しますね。このブドウ品種が好きか嫌いかとういよりは、(イタリアワインの歴史が)ここからやってきたことに素晴らしさを感じます。タウリーノは私のお店のベストセラーワインです。コントラストのある色合いですね。赤みがかっていて、美しい色調です。ゼラニウムを思わせるボタニカル(植物的な)のトーンがありますね。石灰を思わせるテロワールの香り、要素の全てが甘く溶け合っています。「流石プーリア」という印象です。
カンパーニャのようなボタニカルのニュアンスとミネラルのニュアンスがぶつかり合うような印象はなく、テロワールと第三アロマが綺麗に溶け合っています。それが一体となって甘やかな香りが感じられます。
ルイジヴェロネッリが伝記まで残す偉大な生産者「タウリーノ」
『ヴェロネッリ』の創始者ルイジヴェロネッリ氏がまだ生きている時に、高齢だった為、自身の最後の仕事として、これまで携わってきた生産者の伝記を出版する事になりました。ピエモンテのジャコモボローニャを始め、10冊位の伝記が出たのですが、その中1冊としてプーリアのタウリーノが出版されています。タウリーノは数多あるイタリアワインの生産者の中でも、ルイジヴェロネッリが伝記にまで残す程の偉大な生産者であるのです。
「こういったワインは無くなって欲しくないですね」
こういったワインは無くなって欲しくないですね。チェリー リキュールのトーン、奥底にある柑橘、ビターオレンジのニュアンスがあります。そしてこの粘性、甘やかさ。後味は非常にドライです。プーリア、レッチェ県サレント半島に吹く強烈な風を受けて、他では得られないテロワールがあります。収穫の最初から終わりにかけてブドウが風で自然乾燥してしまう環境の中でこそ、成し得るテロワール。その土地、その時に吹く風がすべてテロワールになっています。
「タウリーノを飲めば、どれだけ気分が晴れることか」
しかしながら暴力的で濃厚なワインばかりをプーリア全体がプッシュしている状況があり、そういった濃密なワインが多くなってきたプーリアの中で、タウリーノを飲めば、どれだけ気分が晴れることか。(あまりの熱弁に)この部屋にプーリアの風が吹きまくっていますね(笑)。余韻は正にプーリアと思わせる余韻です。伝統を守る美学が感じられます。
(お店のお客様は)タウリーノを飲めば、皆さん恍惚の状態になりますね。プーリアではオレキエッテのパスタにチーマディラーパ(アブラナ科。菜の花の一種)を使って。アクが強いような野菜をクタクタに煮るのも良いですね。プーリアは粉の保存性を高める為に白い小麦粉をオーブンに入れて焼く事があります。焼いた瞬間はうっすらベージュ色になります。それでパスタを打つと色が黒くなります。パスタは香ばしさと塩味が出て、噛むと塩味があります。(パスタを)茄子で和えてあろうが、トマトで和えてあろうが、このワインととても合います。
「南イタリアは野菜の文化なので、まず野菜と合わせて欲しい」
日本での大きな間違いはこういうワインと対峙した時、赤ワインだから肉を合わせようと考える事です。アリアニコもそうですが、南イタリアは野菜の文化なので、まず野菜と合わせて欲しいですね。野菜の持つ凝縮感で合わせて欲しいです。タウリーノは噛み締めると塩味があるので、ちょっとした野菜で十分です。プーリアではウニを食べる文化もあるので、海水で洗ったウニでもヨード感が重なり相性が良いです。鉄板焼きで余った端の方のピーマンとかとても合うと思いますね。中華だとホイコーロー、野菜を使ったもの、赤味噌の土手煮も意外と良いでしょう。
プーリア州自体が経済的にもイタリアで下部の方ですから、田舎のトラットリアに行くとエアコンが無い所が多いんですね。そういう所は大体テーブルにケッパーの酢漬けとオリーブの酢漬けが置いてあるんですね。常温でも日持ちするからでしょうね。その酢漬けとタウリーノのような赤ワインが不思議と合うんです。そこには「プーリアの空気感」みたいなものがあって、それで十分に楽しめるんですよ。間違って欲しくないのは、「こういうワインだから肉にしよう」と思って欲しくない事ですね。」と話してくれました。
2年以上熟成させたリゼルヴァタイプ。輝きのあるルビー色でしっかりとしたアルコールを感じる赤ワイン。熟成された香りとハーブのような爽やかさ。円熟した風味が楽しめます。
生産者情報
タウリーノ
Taurino
2000年以上前からブドウが栽培されていたというプーリア州、サレント半島の中心にあるワイナリーです。先祖から引き継いだ畑で愛情豊かに育てたブドウで、1972年よりボトリングワインの生産を開始。初代のコジモ タウリーノ氏の醸造哲学は今も引き継がれ、名実ともにプーリア州を代表する実力派ワイナリーとして知られています。ロゴの“雄牛”同様に「力強さ」の感じられる生き生きとしたワインが特徴です。
プーリアのワインを世界へ知らしめたネグロアマーロのパイオニア「コジモ タウリーノ」
タウリーノ家は7世代に渡り、ブドウの栽培とワイン醸造に献身的な精神、故郷への愛、情熱を注ぎ、特に古代品種であるプーリア州の土着品種のブドウの栽培に力を注いできました。1830年代、コジモの父の代で、北部のワインのブレンド用のワインの提供することで、商業的な成功を収めます。ワイナリー名にもなっているコジモ タウリーノ氏は、ワイナリーの本来のビジネスの基礎となる、自らのボトリングワインの生産にフォーカスし、不屈の努力と献身をもって1970年「ノタルパナーロ」を造りました。これまで造ってきたワインは、他のワインの品質を向上させるだけでしたが、ついに、サレントのブドウだけで造られた、ホームである“サレント”のプライドと強さを表現するワインが誕生したのです。
そして、1974年に腕のいい若いエノロゴと出会い、二人はパトリリオーネ(ファーストヴィンテージ:1975年)の醸造を始めました。その頃からタウリーノ社は大きく飛躍し、イタリア国内を始め海外にも広く知られるようになりました。コジモ タウリーノ氏が率いるワイナリーはわずか数年の間で、世界中に広く知れ渡るワイナリーとなりました。同社の醸造するサレント産の見事な価値ある赤ワイン、白ワイン、ロゼは、サリーチェ サレンティーノが栽培される地域のD.O.C.呼称認定に伴い、高い評価を受けるようになりました。