タウリーノ
2000年以上前からブドウが栽培されていたというプーリア州、サレント半島の中心にあるワイナリーです。先祖から引き継いだ畑で愛情豊かに育てたブドウで、1972年よりボトリングワインの生産を開始。初代のコジモ タウリーノ氏の醸造哲学は今も引き継がれ、名実ともにプーリア州を代表する実力派ワイナリーとして知られています。ロゴの“雄牛”同様に「力強さ」の感じられる生き生きとしたワインが特徴です。
プーリアのワインを世界へ知らしめたネグロアマーロのパイオニア「コジモ タウリーノ」
タウリーノ家は7世代に渡り、ブドウの栽培とワイン醸造に献身的な精神、故郷への愛、情熱を注ぎ、特に古代品種であるプーリア州の土着品種のブドウの栽培に力を注いできました。1830年代、コジモの父の代で、北部のワインのブレンド用のワインの提供することで、商業的な成功を収めます。ワイナリー名にもなっているコジモ タウリーノ氏は、ワイナリーの本来のビジネスの基礎となる、自らのボトリングワインの生産にフォーカスし、不屈の努力と献身をもって1970年「ノタルパナーロ」を造りました。これまで造ってきたワインは、他のワインの品質を向上させるだけでしたが、ついに、サレントのブドウだけで造られた、ホームである“サレント”のプライドと強さを表現するワインが誕生したのです。
そして、1974年に腕のいい若いエノロゴと出会い、二人はパトリリオーネ(ファーストヴィンテージ:1975年)の醸造を始めました。その頃からタウリーノ社は大きく飛躍し、イタリア国内を始め海外にも広く知られるようになりました。コジモ タウリーノ氏が率いるワイナリーはわずか数年の間で、世界中に広く知れ渡るワイナリーとなりました。同社の醸造するサレント産の見事な価値ある赤ワイン、白ワイン、ロゼは、サリーチェ サレンティーノが栽培される地域のD.O.C.呼称認定に伴い、高い評価を受けるようになりました。