サン ジュリアンで優れたシャトーの1つと称えられる格付け第二級シャトー。レオヴィルの歴史は1638年までさかのぼります。長期熟成のポテンシャルが高いレオヴィル ポワフェレ。フルボディで完璧なバランスを誇り、最後に美しいフィニッシュへと続きます。

ミッシェル ローランと試飲を行い収穫時期を決定

収穫開始の約3週間前、ワイン醸造チームはコンサルティング オエノロジストのミッシェル ローランと合流します。ブドウの実の熟度を評価するために試飲を行います。フェノールや技術的な成熟度の分析は、毎日のテイスティングで得た印象を補完し確認。こうして収穫時期を決定して一房一房丁寧に手摘みで収穫されます。ブドウの房は、木箱に入れてヴァットハウスに運ばれ、美しく健康な状態で到着します。

フレンチオーク樽で18ヶ月熟成

醸造は区画ごと、品種ごとに57基の温度調節可能なステンレスタンク（うち27基は二重壁）で実施。この27のタンクでは、通常約1週間の発酵前の低温浸漬が可能です。この技術により、果実のアロマの純度と色の濃さが向上します。ポンプオーバーは、アルコール発酵が終了するまで、各タンクで毎日行います。醸造が終わるとフレンチオーク樽で18ヶ月熟成。またワインは樽の中でマロラクティック発酵を行い、ワインの安定性としなやかさを実現しています。

サン ジュリアンで優れたシャトーの1つと称えられる格付け第二級シャトー。レオヴィルの歴史は1638年までさかのぼります。1920年以来、キュヴェリエ家が育んできた80ヘクタールの特別なテロワールとチームの先祖伝来のノウハウからワインは造られてきました。シャトーの場所はメドック地区で最も親密なアペラシオンの1つサン ジュリアンに位置しています。 サンジュリアンの秘密は、見渡す限りのアペラシオンに散らばる、夕空に輝く星のように、最も貴重な宝石である墓の中に隠されています。沖積土によって運ばれたこれらの石は、ジロンド川によって磨かれ、ボルドーのブドウ畑を分断する象徴的な河口を形成しています。

サン ジュリアンの80ヘクタールに広がる畑は、手入れの行き届いた庭園の集合体となっており、無数の特性を備えています。植樹されたブドウの品種はカベルネ ソーヴィニヨン63%、メルロ25%、プティ ヴェルド7%、カベルネ フラン5%となっています。これらはテロワールの財産であり、レオヴィル ポワフェレを構成するための最も美しいパレットを提供しています。毎年リリースされるワインは、長期熟成のポテンシャル高い完璧なバランスを誇る味わいに仕上げられています。