ブドウの持ち味が楽しめるSO2無添加ヌーヴォー

ボージョレ ヴィラージュの最高峰とされるランティニエ村に構えるドメーヌ シャサーニュから、2020年に初登場して話題となったSO2無添加のヌーヴォーが今年も入荷します！清澄もろ過もしないヌーヴォーにいち早く取り組んできたシャサーニュによる、ブドウ本来の持ち味を楽しめるヌーヴォーです！

ブドウは、ドメーヌのあるランティニエ村の畑の樹齢20年～60年のガメイ。畑で選別しながら手摘みで収穫。全体の20％は全房、80％は丸みを出すために除梗します。ステンレスタンクとコンクリートタンクを使い、SO2を添加せず、天然酵母で発酵。5日間28度～30度でマセラシオン。自然に流れ出たフリーランと空気圧プレスで圧搾したプレスワインをブレンドします。18度まで温度を下げ、アルコール発酵、マロラクティック発酵終了後、空気に触れさせずに澱引き。この過程でもSO2は添加しません。清澄、ろ過せずにボトリング。

「ブドウの持ち味をそのままワインに残す」という造り手のポリシーが最大限表現された無添加ヌーヴォーをぜひお楽しみください。

※SO2無添加で醸造しておりますが、SO2は醸造過程において自然に発生するため、バックラベルには「酸化防止剤含有」の表示をしています。

ボジョレー ヴィラージュの最高峰ランティニエ村

3世代にわたるドメーヌで、レニエに近く最高の品質のボジョレーヴィラージュを産出することで有名なランティニエ村にてワイン造りをしています。1997年と2002年、ボジョレーヴィラージュのコンクール（Concours des 2 Bouteilles）で第1位に選ばれました。その品評会は、25年の歴史をもつボジョレー地区では最も厳しい品評会として知られており、また、5年の間に2回もこの品評会で第一位を受賞する事は前代未聞なことです。

また、コンクール デ グラン ヴァン デュ ボジョレーにおいて、ボジョレーヴィラージュ2008が金賞を受賞しています。

「畑の作業が一番大切」

所有する畑はシャサーニュ家は伝統的なテロワールをうまく表現することが一番大切なことと考えているため、家族3名は畑の作業に日々を費やしています。2005年からニューマティックプレスを使用しています。これは、品質の20％は葡萄のプレスで決まると考えているためです。ノンフィルターで瓶詰めしています。50％はネゴシアンに売られています。ドメーヌ シャサーニュのボジョレーヴィラージュは「ギドアシェット」に毎年のように掲載されています。

清澄もろ過もしないヌーヴォーにいち早く取り組むなど、品質には人一倍こだわっている造り手。「ありふれたボジョレーや多くのワインショップで見られるような、平均的なボジョレーよりも良い品質のワインを造られるよう、全力を尽くしている」と語ります。カビが発生するリスクを避けるため、畝と畝の間を広くし、仕立てはゴブレ方式からコルドン方式に変更。土は元々の状態を変えないようにとあえて掘り返さず、オーガニックに使われるホルモンカプセルも生態系に影響があるからと使いません。草は生やしたまま、仕立ても異なるなど回りの畑とは異質な様子ではありますが、強い信念のもと、素晴らしいボジョレーワインを生み出しています。