高いクオリティのサンジョヴェーゼをお手頃に楽しめるドンナラウラ

キャンティクラシコ地区の南端、カステルヌォーヴォ ベラルデンガに構えるドンナ ラウラのキャンテ ィクラシコ ブラモシーア 2015ヴィンテージ。ドンナラウラは、カステルヌォーヴォの「トライーニ」のオーナーの娘リアが新たに始めたワイナリーで、天才エノロゴ、ルカダットーマとともに高品質ながらもお手頃価格で楽しめるワインを造り出しています。2018年はジェームズサックリングで90点を獲得しています！

『ジェームズサックリング』90点（2018ヴィンテージ）

「さくらんぼ、オレンジの皮、湿った土のアロマ、クルミ、白トリュフ、杉のフレーバー。伝統的なスタイルのミディアムボディ。今が飲み頃。（2020年10月）」

豊かな果実味のバランスのとれたまろやかな美味しさ

2018年9月に2015ヴィンテージを試飲しました。若いヴィンテージを思わせる明るめの濃いルビー色。チェリーなど赤い果実やリコリス、華やかなバラの香り、そして心地よい樽のニュアンスも感じられます。きめ細かなタンニンがチャーミングな果実味にきれいに溶け込み、口の中を心地よく広がります。程よいコクと旨みも楽しめる、エレガントなスタイルとなっています。

「ブラモシーア」の名前の由来

ワインの名前のブラモシーアはイタリア語の「切望」の意。ラベルのテーマは「ロマンス」。キューピッドが恋の矢でバッカスとヴィーナスを魔法にかける様子が描かれております。どんなロマンスにも魔法が必要なのと同じ様に、キャンティ クラシコにもサンジョヴェーゼが必要、という思いが込められています。

トライーニの娘、リア トライーニが立ち上げた「ドンナ ラウラ」

ドンナ・ラウラは、カステルヌオーヴォ ベラルデンガの有力生産者トライーニのオーナーであるルイジ トライーニの娘、リア トライーニが立ち上げたブランドです。

ドンナ ラウラとは、リアが幼少期に大好きだったラウラ叔母さんの事。父親が働いていたカナダで生まれ育ったリアは、夏休みをラウラ叔母さんのいるトスカーナで過ごし、彼女からトスカーナの文化や美術、料理を学びました。今は亡き彼女との思い出を大事にし、ドンナ・ラウラを立ち上げました。

ドンナ ラウラの畑は、トライーニと同じくカステルヌオーヴォ ベラルデンガに位置し、醸造も、トライーニの醸造長であるフランチェスコ ロージを筆頭にトライーニのスタッフが手がけております。

「トゥアリータ」「マッキオーレ」のカリスマエノロゴルカダットーマ氏が手掛ける

ドンナ ラウラの醸造コンサルタントには、レディガッフィで100点満点を獲得した「トゥアリータ」、パレオロッソ、メッソリオで知られる「レ マッキオーレ」を産み出したカリスマエノロゴのルカダットーマ氏が務めます。

「伝統とモダンが融合した、お手頃でクオリティの高いサンジョヴェーゼ」

ドンナ ラウラのポリシーは、この地方のテロワールを表現し、伝統とモダンが融合した、お手頃でクオリティの高いサンジョヴェーゼ主体のワインを造ることです。

その為ドンナ ラウラでは2種類のサンジョヴェーゼのクローンを使用。伝統的なクローンのCH-20はワインにストラクチャーを与え、モダンなクローンであるF9は豊かな果実味が特徴です。

そうして造られたドンナ・ラウラのワインは、ワインスペクテイターでTOP200 Best Value Wine Under 15$（15ドル以下のお手頃ワインTOP200 ）に選ばれるなど、非常に高い評価を得ております。