キャンティ コッリ セネージの自然派「ラ トッレ アッレ トルフェ」赤ロゼ4本セットです！

ラ トッレ アッレ トルフェは、シエナ近郊のトルフェ村にある自然派ワイナリー。2004年から有機栽培を行い、獣医である3代目マニア カステッリ氏をはじめ、植物学者、昆虫学者らとともに生物多様性を目指したワイン造りを行っています。

2018年には巨匠ジュリオ ガンベッリ氏の弟子ジャコモ マストレッタ氏を醸造家として迎え入れ、土壌の個性を生かしたタンニンとクリアな味わいを表現しています。また、コッリ セネージと言えど、キャンティクラシコ ベラルデンガに近く、他のコッリ セネージとは異なり優れた骨格も特徴的です。

まずは、キャンティ コッリ セネージ リゼルヴァ。ワイナリーが所有する最も古い区画で造られ豊潤な果実味が特徴です。熟成には栗の大樽を使用し、果実味と熟れたタンニンが綺麗に溶け合っています。

続いてキャンティ コッリ セネージ。野性的なタンニンと塩味があり食欲をそそられる味わいです。木樽は使用せずに、繊細なサンジョヴェーゼの良さが表現されています。

そして、キャンティの補助品種を単一品種シリーズとして造っているコロリーノ。黒胡椒やアニスのようなスパイスが特徴的な逸品。畑が小さいため生産本数は1000本程度と希少なワインです！

最後に、優れた骨格と旨み溢れるロゼ「ルネッラ」。赤ワインと同じように自然酵母で温度管理せずに造られ、やや高めの温度で飲むと複雑な風味と土壌由来の塩味を存分に感じることができます！

キャンティ コッリ セネージの自然派「ラ トッレ アッレ トルフェ」を、ぜひお楽しみください！

オススメPOINT

●骨格に優れたワインが生まれるキャンティ コッリ セネージの自然派「ラ トッレ アッレ トルフェ」赤ロゼ4本セット！

●最も古い区画で造られる栗樽熟成のキャンティ コッリ セネージ リゼルヴァ、野性的なタンニンと塩味が特徴のキャンティ コッリ セネージ

●生産本数1000本程度と希少な単一品種シリーズ「コロリーノ」、優れた骨格と旨み溢れるロゼ「ルネッラ」

セット内容

キャンティ コッリ セネージ リゼルヴァ

光沢のあるルビーレッド色を持ち、クラシックで深みのあるチェリーの風味。素晴らしく長い余韻と厚みがあり熟れたタンニン、豊潤な果実味。砂質土壌の多いコッリ・セネージの中でも、粘土石灰のニュアンスが強い土壌の畑を選び、木樽で長期の熟成を施しています。

品種：サンジョヴェーゼ

産地：トスカーナ

タイプ：赤

キャンティ コッリ セネージ

はっきりとした明るいルビー色。森の果実やスミレなどの華やかな香りが広がります。飲むと明るい果実味が口の中いっぱいに満たされ、伸びやかながらも主張しすぎない酸とタンニンが綺麗に折り重なっていきます。濃密ながらも柔らかな味わいで、素直に美味しさが伝わってくるキャンティ コッリ セネージです。

品種：サンジョヴェーゼ、カナイオーロ、コロリーナ

産地：トスカーナ

タイプ：赤

コロリーノ トスカーナ ロッソ

名前の通り、色（コローレ）を与える品種としてキアンティエリアではブレンド品種とされてきた品種です。果汁も赤いタンチュリエの品種で、最後の方に収穫される品種でもあり、濃い果実味と果皮の要素が非常に豊富で、さらに長期の熟成をかけることで、高揚感のある香りと変化する興味深い品種です。

品種：コロリーノ

産地：トスカーナ

タイプ：赤

トスカーナ ロザート ルネッラ

南東～南西向きの斜面、粘土石灰で砂質も多い土壌です。イタリア中部で広く使われる、サラッソ（セニエと同義）と呼ばれる、醸造テクニックによる、ロザート。ルネッラというキュヴェ名は当主であるマニアの曾祖母の名に由来しています。ロゼでありながら、骨格を持ったワインらしい味わいで、女性でありながら、強い芯を持っていた曾祖母を思い出したとのこと。

品種：サンジョヴェーゼ

産地：トスカーナ

タイプ：ロゼ

ラ トッレ アッレ トルフェは、シエナ近郊のトルフェ村にある農園で、中心部は8世紀に建てられた塔（トッレ）があります。この塔は修復された住居や館、ブドウやオリーブの植わる庭園に囲まれ、牧歌的な風景が広がります。農園の全てをカステッリ家が所有、ビオロジック栽培のブドウのワインや、エキストラヴァージンオリーブオイルを造っています。文献ではこの農園でのワイン造りは1316年にまでさかのぼることができます。現所有者のカステッリ家のストーリーは、1950年代にルイージカステッリと妻のルネッラモルフィーニが館とそれを取り巻く農園を購入したことから始まります。現在はマニアとマークと彼らの娘たち4人が第4世代として管理しています。

キャンティコッリセネージ地区に13ヘクタールのブドウ畑を所有、その他にもオリーブ畑、森、草原を合わせると100ヘクタールを所有しています。海抜330メートルの丘にあるブドウ畑には常に風が吹き、乾燥した環境に保たれています。排水性に優れ、砂質の含有量は比較的高く、この土壌の独自性を生かすワイン造り、ブドウ栽培を目指しています。また、この地の道場の驚くべき特異性は、その海洋生物の化石の多さです。丸みを帯びた小石や、貝殻からも、300～500万年前はこの一帯が海岸だったことがわかります。

栽培されるブドウの大半はサンジョヴェーゼで、その他カナイオーロ、コロリーノ、チリエジョーロなどの土着品種も植えられ、グイヨ仕立てで栽培。2003年からはビオロジック栽培を実践、より自然で、持続可能なワイン造りを常に模索しています。手作業を惜しまず、土壌を踏み固めるトラクターで畑へ入ることは極力避け、雨季の土壌流出と乾季の土中の水不足を緩和するため下草を残しています。

2018年には醸造家としてジャコモ マストレッタ氏を迎えます。ジャコモは、前職場であった「ポルタ ディ ヴェルティーネ」でのワイン造りの考え方と、ラ トッレ アッレ トルフェの農園やワイン造りの哲学に共感し、醸造を引き受けることにしたのです。両者に共通するワイン造りの考えは、健全なブドウの栽培に何よりも重きを置き、醸造においては近代技術による介入を極力行わないということです。