『ガンベロロッソ』10年連続トレビッキエリ獲得！

アルト アディジェにて1923年設立した長い歴史を持つ大きな組合組織"ギルラン"のDOCアルト アディジェ「ピノ ネロ トラットマン」です。マゾンとギュラン地区にある最も古い畑のピノ ネロを使用。バリックと12hlの小さな木樽で12ヶ月熟成。その後70hlの大樽で8ヶ月熟成しています。熟した果実、チェリーの香りなどの力強く複雑なブーケ。エレガントでありながら豊潤、デリケートな味わいと優れたタンニンがあり、端正な骨格と持続性を感じます。この年は『ガンベロロッソ2023』トレビッキエリを獲得。これで2010ヴィンテージより10年連続で最高賞の栄誉に輝いています！この他『ドクターワイン2023』で95点、『ワインアドヴォケイト』で94点、『ルカ マローニ』で94点を獲得しています（2019ヴィンテージ）！

マゾンとギュランにある最も古い畑のピノ ネロを使用

マゾンとギュランにある最も古い畑のピノ ネロを使用。この地域はそのマイクロ クライメイト（微気候）の条件と、何十年もかけた栽培実績により、特に適していると証明されています。ブドウの大部分は粘土と石灰岩の深い土壌であるマゾンのピノ ネロを使用。残りは火山性斑岩の上にモレーンが堆積した、ギュランで最も古いブドウ畑のピノ ネロを使っています。

樽で合計20ヶ月+瓶熟成で8ヶ月熟成

ブドウは手摘みで収穫され、ブドウに過度の圧力がかからないように小さな容器に入れられます。スチールタンクで20-24日間アルコール発酵（ブドウの10％は全房で醸造）。続けてマロラクティック発酵を実施。バリックと12hlの小さな木樽で12ヶ月熟成。その後70hlの大樽で8ヶ月熟成しています。瓶詰め後に8ヶ月間の瓶内熟成を経て出荷しています。

エレガントでありながら豊潤

ルビーレッドの色調。熟した果実、チェリー、マラスキーノの香りを持つ、力強く複雑なブーケ。エレガントでありながら豊潤、デリケートな味わいと優れたタンニンがあり、端正な骨格と持続性を感じます。ペアリングはローストした肉料理、ジビエ、スパイシーなチーズに良く合います。

ワインガイド評価

『ワインアドヴォケイト』94点（2019ヴィンテージ）

ジルラン2019アルト アディジェ ピノ ノワール リゼルヴァ トラットマンは、レッドカラント、チェリーの皮、柔らかな土の感覚。このワインは、乾燥したバラとスミレの非常にフローラルな個性を持つ。この香り高いブルゴーニュのブドウを、イタリアの高地で表現したワインを味わいたいのであれば、特にこのワインがお勧め。このワインは徹頭徹尾エレガントである。オーク（バリックとボット）で熟成。年間生産本数28,000本。飲み頃2022-2030年（2022年12月）

イタリアの最北端に位置するトレンティーノ・アルト・アディジェ州。トレントを中心とする「トレンティーノ」とアディジェ川上流の「アルト・アディジェ」が結び付いた名称となっています。ドイツ系移民が多いためイタリア語に加えドイツ語も公用語として使われています。

ギルランのワイナリーは1923年に23人のブドウ栽培農家により設立されました。現在では、ブドウ栽培農家の会員は200名、ブドウ畑は220ヘクタールに及びます。標高250-500mの間に広がり、様々な土壌タイプを有する広大な畑では、多くの土着品種や国際品種をその品種に適した環境で育てることができるため、数々の高品質なワインが造られています。