クリストフ パカレは自然派ワインの父と言われた故マルセル ラピエールの甥であり、最も著名な自然派ワインの生産者フィリップ パカレのいとこ、いわば自然派ワイン界のサラブレット。「パカレ一族」の中でもズバ抜けた才能を放っています。彼の人気は年々高まり、そのクオリティの高さから支持層を一気に拡大しています。彼のワインは毎年入荷したと同時に、早々と完売してしまいます。このワインもどうぞお見逃しなく！

チャーミングなエチケットで人気沸騰

「ハル イチ ヴァン」は2018年に初めて造られました。ボージョレーヴィラージュのガメイで造られたクリストフ自身初のロゼワイン。このワインでもホンモノの果実味を追求するクリストフは一切の妥協はありません。濃密果実&旨みの余韻に思わずうっとりしてしまいます。花束を持ってあっかんべーするエチケットもチャーミングで人気が沸騰しています。

ステンレスタンクで1ヶ月低温発酵

畑はフルーリーの上部、ボージョレーヴィラージュにある花崗岩質の土壌です。樹齢45年のガメイが植わっている区画から造られています。収獲は念入りに確認しながら手摘で実施、25kgまでのカジェットで運びます。収獲したグラップ アンティエール（全房）のブドウをダイレクトプレス。ステンレスタンクにて10-14度で1ヶ月低温発酵しています。

果実の厚みがギューっと詰まったロゼワイン

オレンジがかった濃いめのピンク色の外観。フレッシュな苺やスモモを思わす綺麗な酸に、果実の厚みがギューっと詰まったアルコール度11％のロゼワインです。チャーミング系ロゼとは一線を画す、濃密果実&旨みの余韻にうっとり。水炊きやお寿司といった和食と相性抜群です！

マルセル・ラピエールの甥＆フィリップ・パカレのいとこ！自然派界のサラブレット

クリストフ・パカレは自然派ワインの父と言われた故マルセル・ラピエールの甥であり、最も著名な自然派ワインの生産者フィリップ・パカレのいとこ、いわば自然派ワイン界のサラブレットです。

自然派トップ醸造家として年齢を重ね、常人ではありえない経験をくぐり抜けたクリストフ・パカレ。難しい年を乗り越えてきた自信があります。ラピエールの息子マチュを含めたこの3人は、常に傾向と今後の予想、お互いのありったけの情報交換と対策を話し合うことを欠かしません。ボージョレー、ブルゴーニュの自然派を支える真のトップ3人が知恵を絞り、「果実の真実」を塗り変え続けています。

ガメイの真の魅力を世界に伝道することが自分自身のミッション

15年前に、北欧の大きなワイン展示会に出展した時の事。

中年の欧米系バイヤーと思われる紳士がブースの前でクリストフに声をかけました。

「あなたは、なんのワインを造ってるんだい？」

「ボージョレーだよ。美味しいガメイのワインさ」

「ボ、ボージョレーっ？？要らん要らん！」

と、飲みもしないで立ち去る後ろ姿を見て、驚愕したクリストフ。

「 世界で一番美しい果実味を持っているというのに、、、」

この日から、『ガメイの本当の美しい味』を世界に伝道することが、彼の人生

のミッションとなりました。ガメイの本当の美しさ。それは、 ナチュラル栽培をする

ことでぶどうに蓄えられます。まるで自然なフルーツキャンディのような甘やか

さ。それを支えるのは、伸びやかな酸と土中深くから吸い上げられるミネラル。

ここに古い樹齢という重大要素が加わって、口中を滑る舌触りに、たまらない旨味が乗ってきます。クリストフのワインには、そんなガメイの真の魅力がたくさん詰まっているのです。