コート デ バールの中心に位置するコトー デュ ランディオン協同組合のシャンパーニュ「ガストン シェック ブリュット」です。リュット レゾネで育てられた、ピノ ノワールを主体にシャルドネを少量ブレンド。48ヶ月瓶内熟成を行っています。リンゴ、チェリー、ハーブ、わずかにトーストの香り。口当たりは滑らかで、複雑なフレーバーが感じられるふくよかなシャンパーニュです！

オーブのために戦った英雄、ガストン シェック氏

ワイン名の“ガストン シェック”は1911年に発生した「オーブ県で生産されるワインをシャンパンと認めよ」という要求のデモを率いたガストン シェック氏にちなんで名付けられました。彼の功績によりオーブ県のブドウ畑はシャンパーニュの４つの産地のひとつ、コート デ バール区画としてシャンパーニュの生産地となりました。

複雑なフレーバーが感じられるふくよかなシャンパーニュ

ブドウはコート デ バール区画にて、リュット レゾネで育てられた、ピノ ノワール80％、シャルドネ20％をブレンド。収獲したブドウを発酵後して、瓶内二次発酵と熟成を48ヶ月行っています。美しく輝く淡いピンクゴールド。持続性のあるきめ細かな泡立ちで、リンゴ、チェリー、スイカズラ、ハーブ、ミネラル、わずかにトーストの香りが続く。口当たりは滑らかで、豊かな果実味に酸味が調和する。心地良い苦味やコンポートしたアプリコット、ハチミツを想わせる複雑なフレーバーが感じられるふくよかなシャンパーニュです。

コート デ バールの中心に位置するコトー デュ ランディオン協同組合は1961年に創業。数人の生産者で始まったワイン造りは、現在80名の生産者と176ヘクタールの畑まで広がり、シャルドネ、ピノ ブラン、ピノ ノワールを栽培しています。2001年にはブドウ畑の開拓を実施。植え付けから収穫まで全ての工程において環境に配慮した栽培を実践し、コストパフォーマンスに優れたワインを造っています。

1980年代後半、コトー デュ ランディオン協同組合は独自のブランドを立ち上げることを決め、当時の経営者たちは名前を探していました。彼らは、自分たちの組織、アイデンティティ、価値観を反映した名前を求めていたのです。

ガストン シェック氏はシャンパーニュとオーブ地方のブドウ畑の歴史における重要人物であるにもかかわらず、彼は名誉を与えられていませんでした。彼の功績を残したいとの意向がまとまり、1988年シェックの子孫の同意を得て、コトー デュ ランディオン協同組合の庇護のもと、『シャンパーニュ ガストン シェック』のブランドが誕生しました。