北海道余市の地でオーガニックでワイン造りを行うドメーヌ イチの「ナチュラル ピノ ノワール Op.9」です。インポーターBMO社とのコラボレーションワイン。ブドウは自社畑で育てた有機JAS認定のピノ ノワール100％使用。自然発酵後に古樽で1年熟成。無濾過、SO2無添加でボトリングしています。グリオット(野生のさくらんぼ)、小梅、お出汁などのニュアンス。その上品な味わいは日本のピノの底力に改めて気付かされる衝撃的な味わいです。

化学肥料や除草剤を一切使用していない、有機JAS認定のブドウ栽培

北海道余市の仁木にある自社農園のピノ ノワールを使用。畑では化学肥料や除草剤を一切使用していない、有機JAS認定のブドウを栽培しています。収穫したブドウを3/4は除梗、1/4全房で約3週間コールド マセラシオン。ステンレスタンクで約1ヶ月の自然発酵。続けてマロラクティック発酵も行いながら古樽で1年熟成させています。無濾過、SO2無添加でボトリングしています。

ワイン名のOpとは、Opus（オーパス）の略称

ワイン名にあるOpとは、Opus（オーパス）の略称で作品番号の意味。クラシック音楽のタイトルでよく使われます。今回のナチュラル ピノ ノワール2022で9作品目のコラボ作。第1作目のロゼペティアンからスタートし、スティルのナイアガラ、オレンジ ペティアンと話題作を続々とリリース。2020年2月初リリースとなったピノ ノワールは、日本のピノの底力に改めて気付かされる衝撃的な味わいと話題に。そのピノ ノワールの3ヴィンテージ目が発売となりました。

2022年は適度に雨もあり、比較的早くから楽しめる納得の出来栄え

「グリオット、小梅、お出汁…上品な味わいはとても日本のワインとは思えない！改めて一郎さん（醸造家の上田一郎氏）の底知れない実力を味わうことができる銘品です。2021年は記録的猛暑と異常な干ばつで少し時間を要する仕上がりだったが、2022年は適度に雨もあり、比較的早くから楽しめる納得の出来栄え！（インポーターのBMO社コメントより）」

ヴィンテージ情報

2022年は積算温度（毎日の平均気温を合計した温度）実測値が1,463℃。一昔前の北海道と比べると実質200℃以上上昇しています。日照も良く生食ぶどうにも適した気候でしたが、開花時期の雨などにより、余市地域全体的に生食ぶどうの収量が低下しました。最終的に収穫されたぶどうの品質はかなり良く仕上りました。

ドメーヌ イチ（Domaine ICHI）は2008年に創業した　ベリーベリーファーム＆ワイナリー仁木の新設ワイナリーです。ワイナリー所在地の北海道余市、仁木エリアは気候と土壌条件に恵まれ、近年多くのヴィンヤードとワイナリーが作られています。

ドメーヌ イチではピノノワール、ピノグリ、ゲヴェルツトラミナーなどの醸造用ブドウ、並びに昔からこの地域で栽培され続けてきたナイヤガラやポートランド等の食用ブドウ、そしてハイブリッド品種を有機JASと環境にやさしい有機農法で自社農園で栽培しています。

ワイナリー移転前の2011年の旧ワイナリー時代には日本で初めてのオーガニックワイン認定を取得し、新ワイナリーのドメーヌ イチでも2021年にオーガニックワイナリー認定を取得しました。これからも環境と人にやさしい農法で栽培したブドウを、出来るだけ自然な醸造方法で、楽しんで頂けるワイン造りを目指しています。