プーリアの造り手でトレビッキエリ受賞回数が通算10回以上のトッレヴェントが造る「SINCE1913プリミティーヴォ」。芳醇な果実味と滑らかな口当たり。贅沢な味わいが楽しめるフルボディプリミティーヴォ。『ルカマローニ』で96点を獲得。（2019Vintage）『ワインアドヴォケイト』で90点（2016Vintage）、ムンドゥスヴィーニで最高金賞受賞（2013Vintage）するなど世界各国で高い評価を受けています。

4300本中僅か33本のワインにのみ贈られる最高金賞を受賞！

『ムンダスヴィーニ』は毎年ドイツで行われ、世界各国からワインが一同に集められ行われる有名なコンクールです。2015年はエントリーされた世界のワイン4300本の中から厳しい審査を経て、「SINCE1913 プリミティーヴォ 2013」は、「ドン ぺリニョン 2005」、「ドン ルイナール ブラン ドブラン 2004」、「パイパーエイドシック レア 2002」等、名だたるフランスワインの銘柄とともに僅か33本のワインにしか授与されない最高金賞に輝いています。

「SINCE1913」の名前の由来

～それは1913年6月11日の事でした。現在のオーナーであるフランチェスコ リアントニオ氏の祖父（フランチェスコ リアントニオ氏と同名）がアメリカで一旗揚げるべく出稼ぎに旅立ちました。アメリカはニューヨークの路上で重労働をこなし、氷売りから始めますが彼の持っていた実業家魂が開花しその後、氷製造会社の経営者の一人となります。そして10年後、生まれ故郷であるプーリアへの熱い想い、望郷の年にかられ帰国してワインとオリーブオイルの製造販売を始めます。その後、1948年兄弟と共に57ヘクタールのブドウ畑からリアントニオ一族のワイン造りの歴史が始まります。1913年の祖父のアメリカへの出発がなければトッレヴェントの現在は無かったことでしょう。その歴史をワイナリーの原点と考え、100周年の節目に「SINCE　1913」と命名し新商品をリリースしました～

力強い果実感、スムーズな口当たりと豊潤な風味

濃厚なルビー色です。香りにはベリーのジャムやカシス、スパイスにコーヒーの複雑な印象が重なり合います。飲むと凝縮感のある力強い果実感、タンニンは滑らかでスムーズな口当たりと豊潤な風味が口中に広がります。濃密な味わいですが、穏やかな酸がボディに走っているので、余韻も心地よく広がっていきます。赤身のお肉料理は勿論、焼き肉、スパイシーな羊肉料理等と非常に相性が良いです。

「トッレヴェント」は1989年に創立され、現オーナーであるフランチェスコ・リアントニオ氏が、トッレヴェントとよばれる場所にあった修道院後を改装し、ワイナリーとして活動をはじめました。プーリア州コラートとアンドリアまたがる、「カステル・デル・モンテD.O.C.」畑指定地区の中心に位置します。ワイナリーの記録によると現在の畑は1700年代には既に存在していたとあります。

現在のオーナーであるフランチェスコ・リアントニオ氏の祖父がアメリカへ一旗揚げるべく1913年6月11日に出稼ぎに旅立ちました。ニューヨークの路上で重労働をこなし、氷売りから始めますが彼の持って生まれた実業家魂が開花しその後、氷製造会社の経営者の一人となります。そして10年後、生まれ故郷であるプーリアへの熱い想い、望郷の念にかられ帰国してワインとオリーブオイルの製造販売を始めます。その後、1948年兄弟と共に57haのブドウ畑からリアントニオ一族のワイン造りが始まります。

近年の大規模な改築で、情熱と専門的技術に加え品種の厳密な選果などにより、ますます洗練されたワインを造りだすようになりました。特にフラッグシップのヴィーニャペダーレはワインガイドで最高賞を連続受賞するなどプーリアを代表する赤ワインとして知られています。2017年度のガンベロ・ロッソ（Vini d'Italia)にて10回目となる最高評価、トレ・ビッキエ―リを獲得し、プーリア州では5社目となる偉大なスターワイナリーに仲間入りしました。