トスカニーイタリアワイン専門店 / ヴァレンティーニ

ヴァレンティーニ

オウナー

世界中の愛好家達が血眼になって探し回る「幻」のワイン

ヴァレンティーニは1632年に創立したイタリアを代表する綺羅星の生産者の一人です。自社ブランドでリリースするのは、収穫されたブドウのうちわずか10～20％程度という厳格さで、残りのほとんどは他の生産者へ売ってしまい、良年でなければ造られないこともしばしば。唯一無二の個性を持ち、世界中の愛好家達が血眼になって探し回る、入手困難な「幻」のイタリアワインの一つです。

「神技」「圧巻」「偉大」造りだす全てのワインが絶賛される

造られるワインは3種類で、赤ワインのモンテプルチアーノダブルッツォは、「広大な畑から選び抜いたモンテプルチャーノ種のブドウから造る、イタリア随一の赤。神技というべき一品」です。白ワインのトレッビアーノダブルッツォについては、「アブルッツォの圧巻。収量の抑制と自然な造りが、人為的な飾りのない、深い内面性の白を産む」真に高貴な味わいです。チェラスオーロ（ロゼ）は「素晴らしい赤ワインのような複雑性を持つ偉大な香しさ」があると絶賛されています。

昔ながらの自然な農法を実践

古くから伝わる昔ながらの自然な農法を心がけているため、畑では一度も除草剤や防虫剤を用いていません。化学的なもの、合成されたものは畑でもカンティーナでも使いません。

栽培や醸造に関しては現代のテクノロジーを学ぶより、「古代ギリシャの哲学者の書の中にある」と自身の信念を揺らぐ事無く進めていきます。ブドウは他の植物（オリーブ、小麦、他の穀物）とともに栽培し、動物を育て、それらの動物由来の堆肥を肥料として用いています。発酵は、培養酵母を添加せずに自発的に始まる。また、「環境と調和する真に自然な農業を現実には実行していない人も参加している表面的なものである」との考えからビオロジックの認証を信じていません。

引き継がれるヴァレンティーニの伝統

当主エドアルドは2006年にこの世を去りますが、26年間エドアルドと作業を共にしてきた、長男のフランチェスコに見事に引き継がれます。先代同様に化学的なアプローチは一切行なわず、収穫時期もブドウの成熟のタイミングにより、伝統的なスロヴェニア産の大樽熟成も、年毎にブドウに合わせて熟成期間を変えています。

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