コスパ抜群！10年熟成のネッビオーロ

ネッビオーロらしい力強さと繊細さが今まさに調和する「ランゲ ネッビオーロ」2009！芳醇な口当たりとピュアな果実の余韻も素晴らしくまさに飲み頃を迎えています。品種特徴がはっきり現れテロワールも感じる、コスパ抜群のランゲワインです。

創業からテロワールを守り続けるワイナリー

「ソレッレ デ ニコラ フェイレス」はバルバレスコの中心部にあるネイヴェ村に1964年に創業、ネッビオーロを主力にバルベーラとドルチェットを栽培、年産5万本の小さなワイナリーです。創業から伝統的製法を受け継ぎテロワールとそこに育つブドウから特色のあるワインを造り出すことを目指してきました。ブドウの樹がより多くの日光を浴びられるよう十分な間隔を開けて植えたり、しっかりとした抽出が出来るようじっくりと果皮と一緒に漬け込むなど様々なことに細心の注意を払っています。バリックは使用せず、中容量のオーク樽のみで熟成、ワインが自然に仕上がるように工程を最低限に抑える工夫も怠りません。

今が飲み頃！熟成ネッビオーロ

2020年2月14日、「ランゲ ネッビオーロ」2009を試飲しました。まさに今が飲み頃です！ふくよかで密の詰まった果実と熟したタンニン、丸みを帯びた酸味とミネラルが一体化しています。ネッビオーロらしい力強さと繊細さも見事に調和しています。澄んだガーネット色を持ちプラムやバラ、ブルーベリーの香りが次から次へと溢れだしフレッシュ感もあります。骨格もしっかりしていて飲みごたえ充分です。口当たりの豊満さとピュアな果実の余韻も素晴らしい！細心の注意を払い丁寧に造られた熟成テロワールワインが4千円台で味わえるのは本当に貴重です。全て野生酵母で発酵、中容量のスラヴォニアンオークの樽で24ヶ月熟成、ボトリングしてさらに24ヶ月落ち着かせてからリリースされます。

マリア フェイレスと、マリアの義理の息子、アントニオ デ ニコラによって1964年に設立されたワイナリーです。最初のブドウ畑はバルバレスコの中心部にある Neive（ネイヴェ）村の土地、Montesommo（モンテソッモ）に作られました。それから、Langhe（ランゲ）の丘に畑を広げ、今では、７ヘクタール以上の畑を所有し、ネッビオーロをメインにバルベーラとドルチェットを育て、年間生産量は約50,000本という小さなワイナリーです。

伝統を受け継ぎ、忠実に守るワイナリーとワイン畑から、テロワールとそこに育つブドウを表現した、特色のあるワインを作り出すことをこのワイナリーは目指し、この目的を達成するため、様々なことに気をつけています。例えば、背の高いブドウが最大限の日照時間が得られるよう、十分に間隔を置いて植えられ、また、よりしっかりと抽出ができるよう、マセラシオンには時間をかけます。それから、バリックは使用せず、中容量のスラヴェニア産のオーク樽のみで、ワインが自然に出来上がっていくのを邪魔しないよう、工程を最低限に抑えるという工夫をしています。出来たワインはブドウの特徴がストレートに現れテロワールを反映した今となっては貴重なワインです。