イタリアで最も注目される話題の産地エトナで、近年目覚ましい躍進を続ける造り手「トルナトーレ」を味わう4本セットです！

トルナトーレは、1865年からブドウの生産を行っている老舗で、100年以上前の1910年にはエトナの北斜面に畑を購入。その後、現オーナーのフランチェスコ氏の代になり、ドンナフガータの元醸造責任者で、その後コンサルタントとしてシチリアワインルネサンスの一翼を担ったヴィンチェンツォ バンビナ氏を招き入れ、毎年『ガンベロロッソ』最高賞トレビッキエリを獲得し続ける、目覚ましい躍進を続けている造り手です。

このセットでは、エトナ北斜面の区画「ピエトラリッツオ」で造るクリュエトナロッソとクリュエトナビアンコ、そしてスタンダードのエトナロッソとエトナビアンコをお楽しみ頂けます！

「エトナロッソ ピエトラリッツオ」は、ネレッロマスカレーゼ100％。華やかなアロマに上品な果実味と繊細なミネラル、ブルゴーニュワインにも例えられるエトナの優美さを感じることができます。「エトナビアンコピエトラリッツオ」は樽熟成で造る芳醇な白。ふくよかさな中に堅固な酸とミネラルを感じる、上質感あふれるエトナの魅力をたっぷりと味わえます！

エトナロッソはネレッロマスカレーゼに少しネレッロカップッチョをブレンド。複雑なアロマ、フレッシュかつデリケート。しっかりとした骨格でエトナロッソの入門としては最高に楽しめる1本です。そしてカリカンテ100％で造るエトナビアンコはフレッシュでクリーンでシャープな味わい。こちらもエトナビアンコの魅力がストレートに味わえるワインになっています！

100年以上も前からエトナでブドウ栽培を続ける老舗で、近年躍進を続けているトルナトーレ。今後、ますます注目されていくに違いない造り手です。クリュのエトナロッソとビアンコ、そしてスタンダードのエトナロッソとビアンコでトルナトーレの魅力をぜひご堪能ください！

オススメPOINT

●100年以上前からエトナでブドウ栽培を続け、近年躍進を続ける「トルナトーレ」を堪能する4本セット

●エトナ北斜面の区画「ピエトラリッツオ」で造るクリュ エトナロッソとクリュ エトナビアンコ！上質な果実味とミネラルの調和が秀逸！

●エトナの入門編としても最適のスタンダードライン！ネレッロマスカレーゼ＆ネレッロカップッチョのブレンドで造るエトナロッソとカリカンテ100％のエトナビアンコ

セット内容

ピエトラリッツオ エトナ ロッソ

エトナの北斜面にあるピエトラリッツオの区画のネレッロマスカレーゼ100％。バラのような華やかさとスパイスやハーブ、赤い果実の香り。綺麗な果実味のしっかりとしたボディのある味わいで、繊細なミネラルのあるバランスの取れたエレガントな味わい。除梗後、後円錐型の木樽で発酵、12か月間熟成。さらに木樽とコンクリートタンクで1年間熟成。

品種：ネレッロ マスカレーゼ

産地：シチリア

タイプ：赤

ピエトラリッツオ エトナ ビアンコ

エトナ北斜面の区画「ピエトラリッツオ」のカリカンテ100％。黄緑がかった麦わら色。南国のフルーツやグレープフルーツやシナモンの香り。フルーティーな口当たりで柔らか味のある酸。ミネラルを感じながらハーブや桃缶の様な味わい。

品種：カリカンテ

産地：シチリア

タイプ：白

エトナ ロッソ

ネレッロマスカレーゼ主体にネレッロカップッチョをブレンドして造るトルナトーレのスタンダード エトナロッソ。輝きのある紫がかったルビー色。イチゴのタルトやアメリカンチェリーの香りとスパイス。エレガントさをまとった果実の酸味と乾いたタンニン。後味に残る果実感が旨みへと変化していきます。セメントタンク発酵、1年間大樽熟成。

品種：ネレッロ マスカレーゼ、ネレッロ カップッチョ

産地：シチリア

タイプ：赤

エトナ ビアンコ

カリカンテ100％で造るトルナトーレのスタンダード エトナビアンコ。黄緑がかった麦わら色。グレープフルーツや白桃にミントの香り。味わいはミネラルとドライ感のある酸味。ハーブティーの様な後味が特徴的。

品種：カリカンテ

産地：シチリア

タイプ：白

トルナトーレは1865年からブドウの生産を行って来た老舗ワイナリーです。現オーナーの曽祖父が1910年にエトナ山の標高1000mの北側斜面、カスティリオーネ シチリアに2haの畑を購入したことでトルナトーレのエトナでの歴史が始まりました。本格的に瓶詰めを始めたのは現オーナーのフランチェスコ トルナトーレ氏の代になってから。フランチェスコ氏は通信事業の会社を興し、大成功を収めた実業家。ミラノや中国にも支店を持ち、世界を飛び回っていましたが、故郷エトナへの思いが強く、曽祖父が購入したエトナの農園の周りにブドウ畑を買い増し続け、いつしかDOCエトナでもっとも広い畑を所有するまでになりました。

自らワインを造りたいという想いを実現するために長年の友人でプラネタのオーナーであるディエゴ氏に相談。そして紹介されたのがドンナフガータの元醸造責任者でシチリアワインルネサンスの一翼を担った醸造家ヴィンチェンツォ バンビニ氏でした。彼を説得してトルナトーレに招き入れたことで、トルナトーレのワイナリーとしての再出発が始まりました。

醸造設備への投資、そしてヴィンチェンツォ氏の的確なアドバイスのおかげで、初ヴィンテージ2014年からすぐに注目を集めます。『ガンベロロッソ』2018年版に初登場でいきなり「エトナロッソ」2015年が最高賞トレビッキエリを受賞。その後も、毎年最高賞を獲得し続け、その名声が高まっていきます。しかも、赤も白も最高賞を受賞し、バランスよく評価されています。

エトナ北部は優れた赤ワインの産地として知られているため、当初はほとんどが黒ブドウ（ネレッロマスカレーゼとネレッロカップッチョ）が植えられていましたが、新しく植樹する畑には白ブドウを植えるようにというヴィンチェンツォ氏の助言もあり、現在、トルナトーレの70ヘクタールの畑のうち20ヘクタールが白ブドウ。ヴィンチェンツォ氏の先見の明もあり、トルナトーレは白ワインに対しても高い評価を受けています。