エトナを代表する究極の自然派「フランク コーネリッセン」上級キュヴェ3本セットです！

コーネリッセンは、人的関与を極限まで廃したテロワールの昇華と言うべきワインを生み出す造り手。エトナのテロワールの個性を追求し続ける先駆者として、今や多くの生産者達の指針的存在となっています。このセットでは、「マグマ」「ヴィーニェ アルテ」「キューザ スパニョーラ」をお楽しみいただけます。

「マグマ ロッソ」は、コーネリッセンが手がけるグランクリュ的存在。標高870～910mの畑で、樹齢100年を超える自根のネレッロ マスカレーゼからなる、偉大なフィネスを誇るワインです。テロワールの深淵を最大限まで表現でき、納得する熟度にまで達することができなかった年には生産されないトップキュヴェです！

「ヴィーニェ アルテ」は、複数の区画のブレンドによって生まれるワイン。標高1000mのタルタラーチ、910mのバルバベッキ、870mのモンテドルチェという、所有畑の中で特に標高の高い3つの区画で造られています。平均樹齢90年のネレッロ マスカレーゼが持つ精確さや偉大さが余すことなく表現されています！

「キューザ スパニョーラ」は、コーネリッセンのクリュ ワイン。同じ村にあるマグマと同様の土壌特性を持つ畑で、周囲は溶岩流が固まり形成された岩に囲まれています。1930年代に植樹された自根のネレッロマスカレーゼから造られ、凝縮感のある旨味と力強いタンニンが特徴です。

エトナのテロワールを体現する代表的存在「フランク コーネリッセン」の上級キュヴェを、ぜひご堪能ください！

オススメPOINT

●エトナを代表する究極の自然派「フランク コーネリッセン」上級キュヴェ3本セット！

●樹齢100年を超え、偉大なフィネスを誇るトップキュヴェ「マグマ ロッソ」

●標高1000mを含む極めて標高の高い区画で造る「ヴィーニェ アルテ」、マグマと同じ土壌特性の畑で造るクリュ「キューザ スパニョーラ」

セット内容

ムンジェベル ロッソ キューザ スパニョーラ CS

畑の標高、立地、土壌等、非常にヴァラエティに富んだエトナという土地を表現するために、パーセルごとにボトリングしたムンジェベルのクリュをリリース。キューザ スパニョーラ（CS）の畑は、ソリッキアータ村にあります。1930年代に接ぎ木することなく植えられた畑で、標高は620mと比較的低い立地です。フランクコーネリッセンのトップキュヴェであるマグマを生み出す区画バルバヴェッキと、標高こそ違えど、同じ村の同じ土壌特性の畑。周りを溶岩流が固まってできた岩に囲まれた土壌のためか、力強いタンニンが特徴です。

品種：ネレッロ マスカレーゼ

産地：シチリア

タイプ：赤

マグマ ロッソ

優良年に造られるマグマ。2013年産よりIGT表記になりました。エトナ山の北側斜面、コントラーダ バルバベッキの標高約910mの畑に植えられた樹齢100年超の自根のネレッロマスカレーゼから造られます。力強い果実感とエトナのテロワールを感じる深いミネラル感、シャープな酸味が高い次元で見事に溶け合う美しさも兼ね備えています。フランクが納得する熟度にまで達することができなかった年には生産されません。

品種：ネレッロ マスカレーゼ

産地：シチリア

タイプ：赤

ムンジェベル ロッソ ヴィーニェ アルテ VA

畑の標高、立地、土壌等、非常にヴァラエティに富んだエトナという土地を表現するために、パーセルごとにボトリングしたムンジェベルのクリュをリリース。ヴィーニェ アルテ（VA）は、フランクが所有する最も標高の高い3つのパーセル、タルタラーチ、バルバヴェッキ、モンテ ドルチェのブドウで造られる。どの畑のブドウ樹も接ぎ木をしていない。エトナ山北斜面の、標高の高い区画に自根で植えられた高樹齢のネレッロ マスカレーゼが備えるべき精確さやその偉大さを余すことなく表現しているワイン。

品種：ネレッロ マスカレーゼ

産地：シチリア

タイプ：赤

エトナで自らが理想とするワイン造りを始めたフランクコーネリッセン

以前はベルギーやオランダへのワイン輸入の仕事や、豊かな語学力を駆使しインポーターにワイナリーを紹介するエージェントの仕事をしていたフランク コーネリッセンがエトナ火山の北斜面で2001年ヴィンテージよりエトナ山麓で長年温めてきた自らが理想とするワイン造りを始めました。

人的関与を極限まで廃したテロワールの昇華とでも言うべきワイン

無施肥、無耗起、無除草、そしてボルドー液まで否定する極端な無農薬主義（最悪の天候のため、過去3年にわたり年1度だけやむなく散布）で、恐ろしいほど凝縮されたブドウを育て上げています。セラーではもちろん二酸化硫黄完全無添加でノンフィルター（ヴィンテージによっては最少限の量を添加）。天然の素材であっても、木という素材がワインに与えてしまうわずかな風味でさえも人的関与ととらえ、テラコッタの壺（アンフォラ）を醗酵、熟成に使用しています。人的関与を極限まで廃したテロワールの昇華とでも言うべきワインとオリーヴオイルの生産を目指しています。

ワイナリー設立当時は「ワイン界のアナーキスト」的に扱われることが多かったコーネリッセンですが、現在はエトナのテロワールの体現者の代表的な存在になっています。彼の基本理念は何も変わらず、微調整程度の積み重ねで設立当初と現在のワインの間の味わいの差を生み出しています。現在、トップキュヴェの「マグマ」、各クリュを表現するクリュライン、複数の区画をブレンドする「ムンジェベル」、そして様々な品種を混醸する「ススカール」というワインを造っています。