アマローネの生産者の内、選りすぐりの12生産者からなる「アマローネファミリー」の創設メンバー「トンマージ」。その名門生産者トンマージが造る高級ワイン「カ フローリアン アマローネ デッラ ヴァルポリチェッラ クラッシコ リゼルヴァ」です。トンマージのトッププレミアムワインとして、ブレンド比率や、陰干しの方法、熟成期間など全てにおいて特別な方法をとっています。年間生産本数は8,000本程度の希少限定品です。『ビベンダ』で最高賞チンクエグラッポリ、『ジェームズサックリング』で94点、『ワインアドヴォケイト』で91点、『ワインスペクテーター』で90点を獲得しています！(2011ヴィンテージ)

強烈なルビーレッド。エレガントでとても複雑な香りがあります。非常に熟した赤い果実、チェリー、ブラックベリー、プラム、甘草、ほろ苦いココアのスパイシーなニュアンス。しっかりとしたボディと包み込むようなタンニンがあり、驚くほどのフレッシュさと非常に長い余韻を感じる後味があります。赤身肉、熟成チーズと相性が良いですが、ワイン単体でも楽しむことができる逸品です。

ヴァルポリチェッラの丘の上にある単一畑「カ フローリアン」

鉄とマグネシウムの濃度が高い混合土壌で、二つのミネラルが合わさった土地です。「カ フローリアン」は熟成に適しており、ワインにビターチェリーやブラックベリーなどの黒い果実の芳しいアロマをもたらします。このクリュは、マラーノ渓谷の典型的なチェリーやビターチェリー、甘いスパイス由来の優雅さが際立っています。それに加え、ネグラール渓谷の典型的な特徴でもある広大なストラクチャーとエレガンスが与えられます。

ワインガイド評価

『ジェームズサックリング』94点（2011ヴィンテージ）

ダークベリーやダークチョコレート、紅茶などのアロマとフレーバーを備えた、リッチで非常に洗練されたアマローネ。甘みがあり上品なタンニンが溶け合うフルボディの赤ワイン。（2018年11月）

トンマージは1902年創業。創設者ジャコモ バチスタ トンマージ氏が、ヴァルポリチェッラ クラシコの地に小さな畑を購入したのが始まりです。現在、215ヘクタールの自社畑を所有（ヴァルポリチェッラクラシコ地区に115ヘクタール、ヴェローナ地域に100ヘクタール）、生産されるワインは全て自社畑のものです。伝統的な方法を尊重しながら、ワイン造りを続けています。セラーはワイナリーの中心にあり、大きなスロヴェニアンオークはトンマージのスタイルの代表的な特徴です。アマローネの熟成に使用している、樹齢200年以上の樹から作られる「マグニフィカ」は世界一大きなカスクとしてギネスに認定されています。