バローロ、ラ モッラ地区に拠点を置く、エリオ アルターレの直弟子"フラテッリ レヴェッロ"の「バルベーラ ダルバ」です。1995年に植樹した樹齢約25年のバルベーラを使用。ステンレスタンクで10ヶ月熟成しています。余韻まで赤い果実の風味が続く、上質なタンニンがエレガントなバルベーラ ダルバ。『ワイン王国』139号（2024年3月号）「冬のごちそうに合うイタリアワイン特集」で2000円台の4.5星に輝きました！

果実の余韻、上質なタンニンがエレガント

「自社畑のブドウだけでワインを造る。農薬や除草剤は使用せず、サスティナブルな農業を実践。このワインはチェリーやベリー、バラの香りなどが溢れている。余韻まで赤い果実の風味が続き、よくなじんだ上質な酸味が全体を引き締める。豊かできめの細かいタンニンに肉料理をあわせたい。」

1995年に植樹した樹齢約25年のバルベーラを使用

1995年に植樹した樹齢約25年のバルベーラを使用。畑はラ モッラ地区アヌンツィアータにある1.8ヘクタールの畑で、東向きは海抜270ｍ、西向きは海抜240ｍで、石灰質と粘土質の土壌。10月初旬に収穫したブドウを横型ロート発酵槽で約8-10日、果皮とともに発酵。その後ステンレスタンクで約10日アルコール発酵。続けてマロラクティック発酵も実施。その後ステンレスタンクで10ヶ月熟成しています。紫がかったルビー色の色調。スミレやチョークの香りがあり、構成のしっかりとしたフレッシュな味わいのバルベーラ ダルバです。

エリオアルターレの直弟子が造るレヴェッロ兄弟のバローロ

フラテッリレヴェッロはバローロの中心的エリアである「ラ モッラ」地区のアヌンツィアータにワイナリーを構えます。レヴェッロではじめてワイン造りが行なわれたのは1967年で、その年はバローロのグレート ヴィンテージでした。

1982年からカルロとロレンツォの兄弟はそれぞれ別の仕事につき、ワイン造りは中断されていましたが、1987年、カルロは家業のワイン造りに戻ることを決意し、その3年後ロレンツォもワイナリーに戻り、1992年から本格的にワインをリリースしています。現在はバローロの他にドルチェットやバルベーラも栽培しています。収穫は手摘みで行われ、伝統に従い6月に剪定を行い、9月中旬～10月中旬の間に収穫を行ないます。

バローロ・ボーイズの牽引役であり、中心的指導者エリオ アルターレの直弟子で彼の手助けもあり、ワイナリーは大きな発展をとげ、レヴェッロ兄弟は偉大なバローロの造り手として今日に至っています。またレヴェッロのワインはマルク デ グラツィア セレクションのひとつです。