1世紀以上に亘りピエモンテ州で家族でワイン造りに携わる歴史ある造り手のボエリが、シャルドネ100％を使用して新樽100％のフレンチバリック仕込みで造るバニラやパイナップルの香り華やかな樽熟シャルドネです。

ピエモンテの掘り出し物樽熟シャルドネ

黄金色に輝くピエモンテのシャルドネ。グレープフルーツやパイナップルなどの南国果実の香りに、バニラの香り。完熟したフルーツの味わいが広がりますが、酸味とミネラル感も豊かに広がるのが特徴です。豊かなミネラル感、酸味のバランスが優れており、ふくよかなボディが魅力的で余韻が長く残ります。ムルソーのような高級感とブルゴーニュの銘醸白ワインに匹敵する造りのワインがこの価格で楽しめるまさにピエモンテの掘り出し物樽熟シャルドネです。

樹齢30年以上

ベヴィヨンは畑の名前で、1940年にワイナリーを購入した際の前所有者の名前に由来しています。オーク樽主醗酵後マロラクティック醗酵。オーク樽(仏産228L、新樽100%)にて10カ月瓶熟成24カ月以上。

2019ヴィンテージ情報

4月と5月は降雨量が例年より多く、気温もかなり低めでした。6月から7月にかけては、猛烈で持続的な熱波が発生するなど気温が高くなりました。7月は雷雨が多く、大量の水を確保することができ、干ばつの被害を免れました。10月になっても気温は下がることなく。過去20年間で最も暑かったヴィンテージの一つでした。シャルドネは、夏の暑さのおかげで早くから熟成が始まり、酸は収穫期の好ましい気候のおかげで、シャープ過ぎず、香り高くエレガントでフレッシュなワインを造ることができました。

100年以上の歴史を誇る、歴史あるワイナリー

ボエリ・アルフォンソはピエモンテ州、アスティから南に15km程行ったコスティリオーレ・ダスティに位置する家族経営の生産者。1世紀以上に亘り、ワイン造りに携わっています。バルベーラを得意とする生産者ですが、モスカート・ダスティやシャルドネなどの生産も行っています。創立は1900年頃、現オーナーの曾祖父にあたる、アルフォンソ・ボエリ氏がブドウ栽培を始めたことで始まりました。ワイン醸造への情熱は世代から世代へと引き継がれ品質の高いワインを生産するため惜しみない努力を行っています。畑での作業はすべて手作業で行われ、栽培、醸造、流通まで家族一丸となって行っています。

親愛なる曾祖父がワイナリーの名前の由来

ワイナリーの創立は1900年頃で、現在のオーナーの曾祖父にあたる、アルフォンソ・ボエリ氏がブドウ栽培を始めたことでスタートします。曾祖父のアルフォンソから始まり、祖父のジョバンニ、父のアルフォンソへと年月をかけ、ワイン醸造への情熱は世代から世代へと引き継がれてきました。1998年からは現在のオーナーのジョルジョとロベルトがワイナリーの運営に参加し最高の品質のブドウ栽培を追求し、傑出したワインの生産を目指します。ワイナリーの名称は親愛なる曾祖父、アルフォンソ・ボエリ氏から命名されています。

「自然に任せる！」がボエリのワイン哲学

品質の高いワインを造るため、畑へのケア、土地への敬意を払うことは大切なことです。

素晴らしいワインはなにより畑から造られるもの。畑の作業はすべて手作業で、家族全員が一丸となって日々の作業を行っています。自然に任せたワイン造りを心がけ、灌漑などは一切行いません。毎年それぞれのワインの味わいを決めるのは、四季であり、テロワールであり、気候であるというのがワイナリーの哲学です。