テデスキ アマローネの歴史的名門 テデスキ アマローネ ヴァルポリチェッラ 2本セット
イタリア トスカーナ
アマローネの歴史的名門「テデスキ」赤2本セット(11/20UP)
¥11,935
お届けのワインは商品名に記載のものになります。画像のヴィンテージ・ラベルデザインとは異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
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軽口 | 中口 | 重口 |
自然派ワインの造り手の中でも特にその名前が知られるラ ビアンカーラ。野生酵母で醗酵後、翌年の4月または5月までステンレスタンクで寝かせます。マシエリは、サッサイアに隣接する畑のブドウと、サッサイアと同じ畑でサッサイアにするほどには完熟していないブドウも一部使用。サッサイアのセカンド的な意味合いもあります。ロットにより酸化防止剤を添加する場合と無添加の場合がございます。
お届けのワインは商品名に記載のものになります。画像のヴィンテージ・ラベルデザインとは異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
サッサイアのセカンド的存在「イ マシエリ」
イタリア自然派で最も有名なワインのひとつ「サッサイア」のセカンド的存在「マシエリ」。サッサイアに隣接する畑のブドウと、サッサイアと同じ畑でサッサイアにするほどには完熟していないブドウや樹齢の若い畑のブドウを使用して造られます。
サッサイアとの違いはステンレスタンク醸造。自然派ワインを初めて飲む方におすすめの1本
サッサイアが2000~3000リットルの木樽で発酵・熟成するのに対し、マシエリはステンレスタンクだけで醸造しています。サッサイアと比べると果実味が前面に出たフレッシュな印象。凝縮された果実味とは裏腹に喉を通るときのストレスがなく、とてもすっきりとしたのどごし。価格もお手ごろなので、自然派ワインをまだ飲んだことがないという方にもおすすめの1本です。
「ラ ビアンカーラのワインでは磯の香りの強いものでも比較的喧嘩しない」
2018年2月ヴィナイオータの太田久人氏と試飲しました。「マシエリやサッサイアが持つフルーティではないけどフルーティなような感じだったり、極端な鉱物的なミネラリーさでもなく、「不思議な香り」みたいなものにまずビックリする所から始まる方が多いようですね。特にそれ以前のイタリアの白ワインは、ある分凄いカッチリした「フレッシュ」「クリア」「フルーティ」そういうものが白ワインだと思われているじゃないですか。風味と言う世界で一線を画せるものとしてあると思います。
一部の白ワインだと、貝とか磯の香りが強いものって凄く喧嘩するじゃないですか。ラ ビアンカーラのワインでは磯の香りの強いものでも比較的喧嘩しないですね。例えば冷えた白ワインと生牡蠣って言いますけど、牡蠣の苦さに近い部分を引き出すように感じるんです。ヨードっぽさがトゥーマッチで表現されちゃう気がするんですね。それだったら日本酒の方が優しく包んでくれる感じがあると思うんですけど、そういった牡蠣でも対応できる数少ない白ワインだと思っています」と話してくれました。
みずみずしい果実感とスムーズな飲み心地
ほんのりと濁りのある穏やかな色調です。すっきりとした柑橘の香りにリンゴや西洋梨のみずみずしい果実感とミネラル、奥底から感じる甘美なニュアンスが綺麗に重なります。飲むと、豊かなミネラル感とクリアーでピュアな果実感を持ち、スムーズな飲み心地があります。酵母的なニュアンスもありますが、粗さやブレも無く、フレッシュな酸味がボディをスマート仕上げています。いつ飲んでも安定した品質と美味しさを持つ自然派ワインです。
イタリア自然派を代表する「アンジョリーノ マウレ」
いまやイタリア自然派を代表する一人として知られるアンジョリーノ マウレは、ワイン生産の盛んなヴェネト州ガンベッラーラ(ソアーヴェの隣の生産地域)で生まれ育ちました。マウレ家は、その土地にありながらブドウやワイン生産に携わらない家庭でしたが、アンジョリーノは若い頃から自らワインを造ることに憧れを抱いていました。妻のローザマリーアと始めたピッツェリアが大繁盛したことにより、1980年代前半に念願の畑を購入。1988年が「ラ ビアンカーラ」としてボトリングした最初の年になります。
発足当初は、畑でもセラーでもコンサルタントを雇っていましたが、アンジョリーノは彼らのやり方が気に入りませんでした。ブドウそのものに、大地、テロワール、ヴィンテージやブドウ品種そのものの個性を封じ込めたものを、なすがままに醸したものこそがワインだと考えていたアンジョリーノに、あれ使え、これ入れろということばかり…。早々に彼らとの契約を解除。全てを自らの決断で行うことにしましたが、具体的にどうすれば良いのか皆目見当もつかず、いろいろ思い悩んでいた時、ヴィチェンツァのワインバーで何気なく選んで、開けたワインに衝撃を受けます。
ヨスコ グラヴナーとの出会い。イタリアのヴァン ナチュールの出発点
ミステリアスで、唯一無二の個性を放ち、惹きつけてやまないワイン。それは「ヨスコ グラヴナー」のリボッラ ジャッラでした。
以降、暇を見つけては、グラヴナーの住むフリウリ オスラーヴィアまで通うようになります。そこには、エディ カンテ、ラディコン、ラ カステッラーダのベンサ兄弟、ダリオ プリンチッチ、ヴァルテル ムレチニックなどが集い、毎回のように激論を交わし、刺激しあいながら、お互いがより自然な造りのワインを目指すようになっていきます。1990-97年頃までは皆が足繁くグラヴナーのところに通ったそうですが、その後、意見の相違から、グラヴナーのところに集まることはなくなったようです。
それでも、アンジョリーノ、ラディコン、ラ・カステッラーダ、ダリオ プリンチッチ、ムレチニックとの交友は続き、『ヴィーニタリ』でも共同でブースを借りるようになります。この集まりが、いま現在ではいくつか存在する、イタリアのヴァン ナチュール(自然派ワイン)のグループの出発点といえます。アンジョリーノは自分が中心となって作ったグループを、意見の相違から2005年に脱退し、さらに2006年、ヴィン ナトゥールという別のグループを結成。彼を慕う若手の育成をするとともに、現在もワイン造りにおいてさらなる挑戦を続けています。
めまぐるしい挑戦
●栽培方法:完全無施肥から、ビオディナミに切り替え、今はEM菌も試し、ブドウ樹に対する栄養供給の目的ではなく、地力回復、微生物叢のバランスを整えるために自家製の純植物性の完熟堆肥を、地力が弱いと判断した区画にのみ施肥。
●農薬:当初から除草剤などの農薬は使わずに、ボルドー液(ブドウ栽培において、様々な有機農法の認証団体が唯一使用を許可している農薬)のみを使用していたが、ビオディナミ調剤を試したり、EM、様々なハーブなどから作る煎じ薬を撒いたりと、ボルドー液さえも排除※した農業を目指している。
※彼の住む地域はイタリア最大の平野部、パダーナ平野に面しているため湿気が多いので病気が出やすく、ボルドー液を撒く回数を少なくすることは極めて危険。近隣の農家に比べたら、もともと撒いているうちにも入らない程度しか撒いていないにも関わらず、排除したいのだといいます。
●醗酵方法:当初はプレスして出てきたモスト(ジュース)だけを使用して、いわゆる白ワイン的な造り方をしてきたが、グラヴナーやラディコンらと共に皮ごとのアルコール醗酵を試し始める。しかし長期間のマセレーションには疑問を持つようになり、つい最近まで醗酵の初期段階1~2日間だけマセレーションしていた。
●酸化防止剤:当初から少量しか使用していなかったが、サッサイア2002の一部を完全無添加でボトリングを始めたのを機に、いまやサッサイアは半量を無添加でボトリング。マシエリにも無添加を試し、ピーコや赤ワインなどもヴィンテージによっては完全無添加でボトリング。目標は全ワイン完全無添加。
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