イタリア初代大統領ルイジ エイナウディが創立した名門ワイナリー「ルイジ エイナウディ」が造るドリアーニです。ドルチェットの親しみやすさと凝縮感も感じられる飲み心地の良い美味しさを楽しめます。

『ワインスペクテーター2017 TOP100』世界第38位（2015ヴィンテージ）

2015ヴィンテージが『ワインスペクテーター2017 TOP100』で世界第38位（イタリアワインとしては第4位、ピエモンテ州ワインとしては第1位！）にランクインした実績があります。「芯に感じる強さ、締まった酸味を備えた表情豊かなワインだ。グリップと複雑性があり、味わいが開くには多少時間が必要だろう」とドリアーニの豊かな味わいと力強さを絶賛しています！

溌剌とした酸とテクスチャーが濃縮感の中に確りと感じられる

畑は泥灰土、粘土質の土壌です。28～32度で約5日間のマセラシオン醗酵後、ステンレスタンクで約10カ月間の熟成を行います。ルイジ エイナウディが造るドリアーニは溌剌とした酸とテクスチャーが濃縮感の中に確りと感じられ、柔らかなタンニンが心地良い仕上がり。酸味が程よく上品に感じられ、ストラクチャーがしっかりしており、エイナウディの中で最も親しみやすいワインです。通常、ドルチェットの軽やかさにはピッツァが合うと言われます。エイナウディのドルチェット力強さがあり、パスタや簡単なお肉料理にも、とてもよく合います。

イタリア戦後初の大統領が創設した歴史あるワイナリー

イタリア戦後初の大統領、ルイジ エイナウディ氏が1897年に創設した歴史あるワイナリーです。ワイナリーの最上ワインとされる、カンヌビはバローロの中でも最も上質で、評価が高く、1752年にも遡ってその歴史を確認することができるバローロ クリュです。エイナウディは1997年にそのカンヌビを購入することに成功し、レストランの評価雑誌としても権威ある『ガンベロロッソ』にて、毎年トレビッキエリ（3つグラスで最高評価）を獲得しています。海抜220～350mで、南向きに位置し1ヘクタール当たり4500本が植えられています。そのワインは長熟で、25～30年まで熟成が期待されます。

樹齢70年を超えるドルチェット種が育つ「ヴィーニャテック」

現在、創立者の意思はその孫娘のパオラ エイナウディ女史とその息子マッテオ サルダーニャ氏が引き継いでいます。

100ヘクタールを超える広大な敷地のうち98ヘクタールがサンルイジ、ゴンベ、サンタルチアなどのドリアネーゼ丘陵地に広がり、残りの6ヘクタールがバローロに属し、今日ではその地域で最も素晴らしいとされる畑を所有しています。

さらに、ブドウ樹の平均樹齢は25～30年で、40年を超えるものも少なくなく、エイナウディが誇る樹齢70年のドルチェットが育つ「ヴィーニャテック」の畑は明らかにレベルの違う素晴らしい味わいとなっています

また、カッシナ テックの新しい醸造所では温度と湿度を一定に保つために、全ての設備が地下に整えられていたり、発酵は最新のステンレス製のタンクで行われ、熟成は大樽と小樽をタイプによって使い分けるなど、伝統と最新技術をしっかりと融合させてワイン造りを行っています。