プーリア州の自然派カンティーナ ジアラの「メルク」です。ブドウはビオディナミで育てた樹齢25年のグレコとマルヴァジアを使用。野生酵母のみで発酵、5-6日間マセラシオンさせてステンレスタンクで6ヶ月熟成。ふくよかなトロピカルフルーツの果実、フリントや甘草などの香り。フレッシュな口当たりで、まろやか酸味と優しい果実のエキスを感じるオレンジワインです。

自然な栽培と醸造方法に則ったワイン造り

カンティーナ ジアラはプーリア州アデルフィアの家族経営の生産者です。ニカッシオ家は19世紀後半からブドウ栽培を続けており、現オーナー、ジョルジ ニカッシオは伝統を受け継ぎ、古くから続く自然な栽培、醸造方法に則ってワイン造りを行っています。栽培はビオディナミにて行い、プリミティーヴォを始め、フィアーノやグレコ、マルヴァジアの他、現在では希少な土着品種ヴェルデカなどの栽培を行っています。

無濾過で無清澄、SO2は極少量のみ添加してボトリング

ブドウは樹齢25年のグレコとマルヴァジアを使用。畑は標高231ｍで石灰と粘土が混ざった土壌。栽培方法は化学合成品を使用しない厳格な自然農法。収穫量は非常に低く1ヘクタールあたり35-45キンタル。ブドウは9月から10月にかけて収穫。除梗後ステンレスタンクにて野生酵母のみを使い発酵。SO2は醸造時は無添加。5-6日間マセラシオンさせてから、同じステンレスタンクで6ヶ月熟成。無濾過で無清澄、SO2は極少量（20mg/l）のみ添加してボトリングしています。

まろやか酸味と優しい果実のエキスの味わい

ワイン名のメルク（Melech）はヘブライ語で「我々の王」の意味。カンティーナ ジアラのワインの中でも王様の位置付けなので命名されました。鮮やかなトパーズの色調。ふくよかなトロピカルフルーツの果実、フリントや甘草などの香り。口当たりはフレッシュでほのかなタンニンが感じられます。まろやか酸味や優しい果実のエキスの味わいが、長い余韻とともに残ります。プーリア州では日本と同じように新鮮な魚介を生で食べる事が多く、このワインはウニや貝類、生ダコなどの魚介と非常に良く合います。

古くから続く自然な栽培・醸造方法を伝統を受け継ぐ

カンティーナ ジアラはプーリア州バーリの南、アデルフィアに位置する家族経営の生産者です。

ニカッシオ家は19世紀後半から葡萄栽培を続けており、現オーナー、ジョルジョ・ニカッシオは伝統を受け継ぎ古くから続く自然な栽培・醸造方法に則ってワイン造りを行っております。

栽培はビオディナミにて行い、プリミティーヴォを始め、フィアーノやグレコ、マルヴァジアの他、現在では希少な土着品種ヴェルデカなどの栽培を行っております。

樹齢は平均60年以上と、とても古く、収量も1ヘクタール当たり30-40キログラムと非常に抑えられております。

醸造でも、この地域で古くから行われてきた白ワインのマセラシオンや、野生酵母のみを使った発酵、無濾過無清澄での瓶詰めなど昔ながらの自然な醸造を行います。また、SO2の使用は瓶詰め時に極少量（15-20mg/L程度）添加するのみです。

カンティーナ・ジアラではワインを芸術作品と捉え、「葡萄畑の可能性を最大限引き出すには、正しい知識とスキルを持ち、只々誠実に葡萄と向き合い、丁寧に、細かく仕事をするだけ」と、日々畑仕事に励んでおり、そこで出来た健全な葡萄をそのままボトルに詰めたような、品種の個性やテロワールが如実に反映された味わいのワインを生み出しております。