アンガラーノ

アンガラーノは生産者ビアンキ ミッシェル ジョバンナを中心にカルラ、ジョヴァンナ、アンナ、マルッツァの5人姉妹の家族経営です。現在の農園は50ヘクタールで、そのうち8ヘクタールがブレンタ川の右岸に広がるブドウ畑です。沖積土壌とヴァルスガーナの夜風は、ブドウの木とオリーブの木の両方に特別な恩恵をもたらします。一家が所有するヴィッラを最初に所有していたオーナーの名前がワイナリー名ヴィッラ アンガラーノの由来です。


ヴィラ アンガラーノは、1570年世界的建築家アンドレア パラディオが手掛けた建造物で、1996年ユネスコ世界遺産に登録されました。ワインのラベルにも描かれており、ワイナリーを象徴する歴史的建造物です。エリザベス女王の母エリザベス王太后が、頻繁に訪れていたことでも有名です。ちなみに王太后は、メルロを愛飲していたということです。

ワイナリーではバッサーノ デル グラッパの最東端ブレンダ側に隣接する丘陵地帯で約700年もの間伝統的手法の製造を続けてきました。現在イタリアで最も評価の高い醸造家の一人、マルコ・ベルナベイにコンサルタントを依頼し、国際品種と土着品種であるヴェスパイオーラ種から素晴らしいワインを造りあげています。