天才醸造家「リカルド コタレッラ」が醸造を手掛けるロンバルディアの「カステッロ ディ チゴニョーラ」。このワインはオーガニック栽培で育てたバルベーラをフレンチオークの新樽で12ヶ月熟成した、きれいな熟した果実味のエレガントな赤ワインです。2016年は『ジェームズサックリング』で92点を獲得しています。

『ジェームズサックリング』92点（2016ヴィンテージ）

「このバルベーラはオークをふんだんに使い、イチゴ、レッドチェリー、クリーミーなバニラのアロマとフレーバーが特徴。フルボディでシルキー、中盤からほのかなオークのタンニンが強調する。ニュアンスに富み、クリーミーなフィニッシュ。今が飲み頃（2022年1月）」

フレンチオーク樽の新樽で12ヶ月間熟成後、約18カ月間の瓶内熟成を経てリリースされます。濃く豊かなルビー色。溢れんばかりの豊かな果実香が広がります。味わいの強さもありながらバランスが良く、エレガントな仕上がり。美しく熟した果実が広がり、フィニッシュはうっとりとした味わいが口中に広がります。例えピエモンテでなくとも、質の高いバルベーラが造られる事を証明するワインです。是非お試し下さい！

イタリアの“華麗なる一族”が造るワイン

ロンバルディア州、オルトレポパヴェーゼの地にカステッロ・ディ・チゴニョーラ（チゴニョーラ城）が建てられたのは1212年。以来中世より約800年間オルトレポパヴェーゼの激動の歴史を見守ってきた古城は、故ジャンマルコ・モラッティと彼の妻レティシアの手に引き継がれました。

1995年より天才エノロゴ「リカルドコタレッラ」を招聘

夫ジャンマルコの弟はインテル ミラノの元オーナーとしても知られるマッシモ モラッティ氏、そして妻は元ミラノ市長。イタリア屈指の華やかな系譜を持つ夫妻の溢れんばかりのワインへの情熱と惜しみない投資により古城は素晴らしいセラーとして新たな命を吹き込まれ、1995年より「天才」「魔術師」とも形容される名匠リカルドコタレッラを招きワインの醸造をスタートさせます。

バルベーラ、ピノネロ、シャルドネの3品種を有機栽培

海抜400メートルに位置する約30ヘクタールの自社畑では、果樹の健康と栽培環境への配慮から農薬は使用せず、下草の豊かに茂る中、バルベーラ、ピノネロ、シャルドネの3品種が有機栽培されています。この土地の持つ可能性に惚れ込んだコタレッラにより見事にテロワールが体現されたワインは、リリースから数々の栄誉ある評価を獲得し、ロンバルディアの新たな造り手として、今後の活躍が益々注目されています。