ブルゴーニュのヴォルネイが本拠地のドメーヌ「ロブレ モノ」。生粋のビオディナミスト、４代目当主パスカル ロブレ氏が造る「ブルゴーニュ ピノ ノワール」です。ビオディナミ栽培のブドウから造る、フレッシュな赤い果実の風味とキレイな酸が印象的なクラシカルな味わいです。

畑はコート ド ボーヌに位置するACブルゴーニュとACオート コートの自社畑。 彼の祖父の代から、除草剤等の化学農薬を一切使用せず、月の運行を栽培と醸造に取り入れたビオディナミ農法にて栽培した、若樹と20-30年以上の古木のピノノワールを使用。手摘み収穫したブドウは全て除梗（年によって一部除梗なし）しています。

天然酵母による発酵を実施。15-30％はタンク熟成、残りを樽にて12ヶ月熟成。醸造と熟成中はSO2（亜硫酸）は不使用。瓶詰め前に極少量のみ使用。無清澄、無ろ過でボトリングしています。フレッシュな赤い果実の風味とキレイな酸が印象的なクラシカルな味わいのブルゴーニュ ピノ ノワールです。

ブルゴーニュのヴォルネイに本拠地を置き、ポマール、オーセイ デュレスと合わせて12haの畑を所有する生粋のビオディナミスト、パスカル ロブレ氏が４代目当主を務める「ドメーヌ ロブレ モノ」。彼の哲学は、ビオディナミを意識しているのではなく、ブドウ栽培と醸造に於いて父親から教わった月の力を借りる方法を取りいれているだけです。ワインを造るからには美しいものでなければならない。それは 極上の美や果実味をただひたすら純粋に追い求めていくことなのです。彼のワインは優雅さと深みがあり、そしてピュアな果実味のポテンシャルが感じられます。

ワイン造りへのこだわりは、ブドウは全て手摘みで収穫、選果も2-3度念入りに実践。天然酵母を使用。アロマと味わいへの影響を鑑み出来る限り新樽は使用せず、1年樽比率を上げる。醸造中はSO2を加えず瓶詰め時に少量だけ添加し、無濾過＆無清澄を実施しています。

パスカルのファーストヴインテージは1990年です。1990年代後半から祖父の代より受け継いでいる、除草剤等化学薬品を一切使用せず既に「ビオディナミ農法」の元となる月の運行を栽培と醸造に取り入れたワイン造りを実践します。ブルニー レ ボーヌの小さな村で、謹直にブドウ栽培、ワイン造りに精進している中、2003年頃自然派ワインブームに沸くパリでヴォルネイ最上の造り手として評価を一気に上げます。

2010年以降、毎年の様に厳しい自然との闘いの中、弛まぬ挑戦は続けられ、2015年には SO2無添加醸造のスタート（ボトリング時にごく少量のみ添加）、新樽使用比率の低減化に努め クリスタルでピュアなワイン造りの追求に挑戦し続けています。ビオディナミを実践しても認証取得するつもりは無いと主張。それは認証取得する条件の１つにシリカ（珪石）使用が必要とされているのですが彼はその必要性を否定し、その義務化に納得できないとの信念を持つ職人気質のビオディナミストなのです。