ブルゴーニュのヴェズレ村に位置する2010年創業のネゴシアン（ワイン商）"ラ スール カデット"です。ヴァランタン モンタネ氏が栽培と醸造の責任者であり、同社を運営をしています。「ブルゴーニュ ルージュ」は友人であるマコンのブドウ栽培農家から購入した、有機栽培のピノ ノワール100％を使用。野生酵母を使って発酵して、9ヶ月熟成しています。ジューシーで適度に飲みごたえのある、シンプルな味わいのピノ ノワールです！

ステンレスタンクと木製樽で9ヶ月熟成

1980年代に植えられた有機栽培のピノ ノワール100％使用。ブドウはマコンのブドウ栽培農家から購入しています。共にワイン造りを学んだ同世代の友人が多く、ボジョレーやマコンのブドウでワインを造ることは、ヴァランタンにとって楽しみの一つ。畑は粘土石灰質の土壌。ステンレスタンクで10日間マセレーション（マセレーションはドメーヌである自社畑のものに比べて短め）。野生酵母を使って発酵。ステンレスタンクと木製樽で9ヶ月熟成しています。

ジューシーである程度の飲みごたえ

ジューシーで適度に飲みごたえあり。タンニンはほとんど感じず、完璧にバランスが取れています。複雑さやミネラル感ではなく、果実のフレッシュさとフルーティさで飲みやすく構成された、シンプルな味わいのピノ ノワールです！

ブルゴーニュのヴェズレ村に位置する2010年創業の"ラ スール カデット"です。醸造所もヴェズレにあり同地のドメーヌ ド ラ カデットにて、父ジャン モンタネと働きつつ、母親カトリーヌのドメーヌ モンタネ トダンでは醸造責任者として腕を振るっている、息子ヴァランタン モンタネ氏のネゴシアン（ワイン商）。醸造される買いブドウは、ヴェズレ周辺のブドウだけでなく、ヴァランタンの醸造学校時代や、彼と志を同じくする友人の多い、ボジョレーやマコンのブドウも仕込んでいます。

ドメーヌ ド ラ カデット同様、ヴァランタンの父ジャンの設立したネゴシアンですが、2014年ころからは、醸造学校や海外での経験を経て帰ってきたヴァランタンが次第に、運営を任せられるようになり、近年ではヴァランタンが責任者として経営しています。2019年現在の生産ワインはヴェズレイ、マコン、ボジョレーを主軸にしていまが、様々な地域でのワイン造りを経験し、好奇心の強いヴァランタンは、また新たな可能性を探しています。

なお"ラ スール カデット"は自社のブドウ畑は持たず、契約している21haのブドウ畑があります。粘土石灰質、赤粘土、青粘土の土壌で、品種はシャルドネ、ピノ ノワール、ムロン ド ブルゴーニュ、ガメを栽培。1999年よりビオロジックを取り入れ2002に認証を取得。ビオディナミへの転向等は予定していません。化学薬品は一切使用しませんが、型にははまらずブドウ樹に付き添い、常に進化を続けています。