オーストラリアのワインメーカー「グレッグ グリゴリオ」のブランド"デリンクエンテ"人気の変顔シリーズ2025ヴィンテージが入荷しました！この「タフナッツ」は、オーストラリアでは珍しいビアンコ ダレッサーノ種を自然発酵させています。酸化防止剤を含む添加物は一切不使用。2025年の「タフナッツ」はクリスピーでフレッシュ、かつ旨みがありながらドライな仕上がり。熟したトロピカルフルーツの香りで、喉の渇きが癒される、みずみずしい味わいのペットナットです！

野生酵母を使って自然発酵

シャーウッド ヴィンヤードで育てられたビアンコ ダレッサーノ種を使用。このエステートではオーストラリアで唯一ビアンコ ダレッサーノ種を栽培しています。収穫後ただちに、ブドウは100％除梗されプレス。野生酵母を使ってステンレスタンクで自然発酵。残糖が規定レベルに達したところで、王冠で瓶詰しています。酸化防止剤を含む添加物は一切不使用です。

ヴィンテージ情報

2025年は、春から夏にかけて続いた暑く乾燥した気候条件により生育がスピーディに進み、農家が何の対策も講じていなければ、一般的には困難なヴィンテージとなったであろう年でした。しかし彼らにとっては、自らが正しい道を歩んできたことを改めて確信する年になりました。ビアンコ ダレッサーノやネロ ダーヴォラといった南イタリア由来のブドウ品種が、その暑い気候に見事に適応したからです。より良いブドウを得るためには、あまり早く摘まないようにする必要がありましたが、こういったブドウ品種たちは国際品種よりも遅く収穫しても自然に高い酸を保ってくれました。結果として非常にフレッシュかつフルーティで、デリンクエンテらしいドリンカビリティを失うことなく、実に生き生きとした味わいのワインに仕上がっています。

「デリンクエンテ」はワインメーカーのグレッグ グリゴリオが2013年、リヴァーランドに設立（醸造所はアデレード郊外に友人であるフレデリック スティーヴンソンと共に立ち上げました）した新しいワイナリー ブランドです。オーストラリアではテーブルワインの産地として認知されているリヴァーランド。オーストラリアワインの「機関室」と揶揄され、ファインワインとは縁遠い土地でしたが、彼が造るワインはリヴァーランドの新たな可能性として高い注目を集めています。

グレッグは自らをデリンクエンテ（はみ出し者）と呼び、自らが生まれ育ったリヴァーランドで、洗練されたクリーンなナチュラルワインを造りオーストラリアだけでなく、日本でも、さらには世界中に旋風を巻き起こそうとしています。祖父や父が経営するワイナリーで子供のことからワイン造りに親しみ、自然と自らもワインメーカーとしての道を歩み始めたグレッグ。そして数年の海外留学を経て自身のブランドでワインを造ることを決意しました。

彼が造るワインのコンセプトは明快です。「リヴァーランドの気候に適応する南イタリアの地ブドウ」を用い、「なるべく人の手を介さない、ナチュラルな造り」で、「Modern & Easy Drinking」かつ「コストパフォーマンスに優れたワイン」を造ること。ちなみに斬新なラベルデザインは彼の友人でもあるデザイナーによるもので、それぞれにユニークなストーリーが設定されています。見事な価値転換を果たした革命時によるワインはしっかりとオーストラリア次世代の可能性を私たちに感じさせてくれます。