非常に高度なアッサンブラージュの技術が駆使されたロゼ シャンパーニュ

英国王室御用達の名門シャンパーニュ メゾン"ボランジェ"の「ボランジェ ロゼ」です。ピノを主体にシャルドネとムニエをアッサンブラージュ。さらに希少な畑から造られた赤ワインをエレガンスを保つ為に5-6%のみブレンド。非常に高度なアッサンブラージュの技術を駆使しています。シャンパーニュAOPの法規制の2倍以上の時間をかけて熟成。上質な赤ベリー、チェリー、スパイス、砂糖漬けのオレンジのニュアンス。フレッシュな印象の奥にボランジェらしい骨格とエレガンスを備えたロゼ シャンパーニュです。

シャンパーニュAOPの法規制の2倍以上の時間をかけて熟成

ブドウはピノ ノワール62%、シャルドネ24%、ムニエ14%を使用（総じてグラン クリュ、プルミエ クリュのブドウを85%以上使用）。 収穫したブドウをソフトプレスして一番搾りのみを使用。樫樽を用いて発酵しています。このロゼのための特別な畑から造られた上質で力強い赤ワインをブレンド。瓶内二次発酵はシャンパーニュAOPの法規制で定められた熟成期間（最低15ヶ月間）の2倍以上の贅沢な時間をかけて熟成。ドサージュは7-8g/Lと少量添加しています。

ロゼのために特別な畑から造られた上質で希少な赤ワインをブレンド

ボランジェはアイ村にあるラ コート オー ザンファンという伝説的な畑から赤ワインを生産しています。2008年にデビューしたボランジェ ロゼは、このラ コート オー ザンファンの赤ワインの他に、ヴェルズネイ村のポワリエ サン=ピエールとモンブッフの区画から造られた、ハイクオリティで希少な赤ワインがブレンドされています。素材となるワインが素晴らしくなければ、偉大なシャンパーニュを造ることはできません。

フレッシュな印象の奥にボランジェらしい骨格とエレガンスを備えたロゼ シャンパーニュ

ロゼらしい輝きのあるブロンズカラーの色調で、ビロードのような泡立ち。上質な赤ベリー、赤スグリ、チェリー、野イチゴ、砂糖漬けのオレンジ、スペシャル キュヴェを思わせるスパイシーさを感じます。素晴らしい赤ワインを加えたことによるアロマの力強さが際立っています。加えて赤ワインからくるタンニンの含みがクリーミーさときれいに調和。優れたテクスチャーの複雑さもあります。最後に繊細でスパイシー、ミネラル感のある余韻が長く続きます。フレッシュな印象の奥にボランジェらしい骨格とエレガンスを備えたロゼ シャンパーニュです。

アペリティフとしてはもちろん、食中食後に幅広いレンジで活躍

アペリティフとしてはもちろんお料理と共に、フルーツやタルト等のデザートと共に食後酒として、幅広いレンジでお楽しみいただけます。8-10度まで冷やすことで、このシャンパーニュ特有のブーケやアロマを最大限にお楽しみいただけます。お料理はロブスター、レアに焼いたサーモン、和食全般、辛すぎないアジアン料理、フルーツベースのデザート、デザートスープ、いちごのタルト、ラズベリーなどと良く合います。

「環境価値」の向上を目指す、サステナブルなワイン造り

2012年、シャンパーニュ メゾンとして初めて、そして農業分野においては2番目の早さでフランス農業食料省による環境安全農業規格「環境価値重視認証(HVE)」を取得。さらに、2014年にはサステナブルなブドウ栽培事業者に与えられる「Viticulture Endurable en Champagne(VEC)」にシャンパーニュ メゾンとして初めて認定されました。また2023年にはB Corp認証を取得。B Corp とは、人的、社会的、環境的パフォーマンスの点で非常に高い基準を設定する国際認証です。ボランジェは、サステナブルなワイン造りに積極的に取り組んでいます。

1829年創立の英国王室御用達の名門シャンパーニュ メゾン"ボランジェ"は「We Are Bolly Family」がモットー。ピノ ノワールの聖地、シャンパーニュ地方 アイ村で家族経営を続けるグランメゾンです。職人の手による伝統製法で支えられたクラフトマンシップに裏打ちされたエレガントで質の高いワイン造りには定評があります。創業以来、今でも木樽発酵を行っている数少ないメゾンのひとつ。一貫したスタイルと安定した品質により、ミシュラン星付きレストランのシェフやソムリエなど、食のプロフェッショナルに高い評価を受け、ワイン愛好家なら知らない人はいないと言われるほどの熱い支持を得ています。

特にメゾンのスタイルが体現され、ノン ヴィンテージ枠を超えたと賞賛される代表作“ スペシャル キュヴェ” は世界中のBolly Lovers から愛され続ける逸品。伝統を重んじながら、斬新かつ革新的な発想を絶えず持つことで、温故知新のバランス感覚に長けているのも見逃せないポイントです。1884年には当時のヴィクトリア女王より、英国王室への納入を許される「Royal Warrant」の授与を受けます。以来、130年以上に渡り、メゾンはこの栄誉を守り続け、今日も英国王室への納入を続けています。

メゾンを語る上で欠かせない人物がマダム エリザベス リリー ボランジェ。シャンパーニュ地方を代表する女傑のひとりとして、歴史的にも語り継がれる彼女の功績はメゾンにとって大切なレガシーです。3代目当主で夫のジャック ボランジェの死後、世界の混乱期にあたる1941年-71年の30年間、メゾンを第二次世界大戦の騒乱より守り抜き、戦後はシャンパーニュの普及に尽力します。1967年にはメゾンの哲学が存分に込められた不朽の名作、スーパープレステージシャンパーニュの「R.D.」を世に送り出し、現在もなおマダム リリーの誠実な思いは受け継がれています。