世界遺産アマルフィにあるワイン産地コスタ ダマルフィのワイン生産者「マリーザ クオモ」のスタンダード赤ワイン。アリアニコとピエディロッソで造る、厚みのある果実味とフレッシュ感の美しいバランスをお楽しみ頂けます！

土着品種「アリアニコ」「ピエディロッソ」を半分ずつブレンド

「コスタ ダマルフィ フローレ ロッソ」はカンパーニャの土着品種「アリアニコ」「ピエディロッソ」を半分ずつブレンドしています。標高200～550メートルの南西向きの海岸線沿い、アマルフィの畑で石灰質にドロマイトが含まれる土壌です。1ヘクタール当たり5000～7000本の高密植栽培でブドウの凝縮度を高めています。機械が一切入れないので全て手摘みで収穫が行われ、除梗後12日間発酵します。旧フレンチバリックにてマロラクティック発酵後同バリックにて6ヶ月間の熟成させてリリースされます。

滑らかな口当たりと活き活きとしたスパイス感、厚みのある果実味が調和

非常に濃いルビー色をした深みのある色調で、熟したチェリー、ラズベリー、カシスなどのフレッシュな果実のフルーティーなアロマにスミレや活き活きとしたハーブのニュアンスが重なります。樽由来のバニラ、ココアなどの上品で力強い香りも素晴らしい！時間とともに風味は複雑味を増し、熟したタンニンが溶け込んで口当たりは滑らかになります。凝縮して厚みのある果実は円やかで品種特有の酸味もしっかりと感じられエレガントなスタイルです。旨味とアルコールによるコクとのバランス、力がありふくよかで長い余韻は見事としか言いようがありません。カンパーニャの土着品種「アリアニコ」と「ビエディロッソ」の魅力が惜しげもなく表現された「マリーザ クオモ」の赤の傑作です。

機械は一切入れない段々畑から産まれる唯一無二のワイン

「天国」と呼ばれる景観とは対照的に、面積の半分以上が「崖」という農業はおろか住む事すらも過酷な段々畑環境からワインは産み出されます。農耕機械等の機械が一切入れず、全ての作業が手作業となり滑落の危険等と隣り合わせになりながら、海抜200～550mの高低差のある畑で過酷な作業を繰り返しています。豊富な日照と海からの照り返しによる太陽の恵み、そして夜は海から吹き上げる冷たい風が畑を冷やし豊かなアロマを保つという、この地でしか造れない味わいを生み出しています。

南イタリアワインの神様「ルイジ モイオ」を醸造コンサルに起用

「マリーザ クオモ」は南イタリアワインの神様と呼ばれる「ルイジ モイオ」氏をコンサルタントとして起用しています。彼はナポリ大学の醸造学の教授で「アントニオ カッジャーノ」や「サン グレゴリオ」「カンティーナ デル タブルノ」を人気生産者に引き上げ、かの「クイントデーチモ」のオーナー兼醸造責任者としても活躍しています。

イタリア最高峰の白ワインを産み出すマリーザクオモ

ナポリより約40kmほど南東に下った海洋都市アマルフィ一帯のワイン産地D.O.Cコスタ・ダマルフィの中で最も素晴らしいとされているマリーザ・クオモ。その品質は『ガンベロロッソ』で最高賞トレビッキエリを何度も獲得、伊ソムリエ協会年間最優秀ワインに選出される等、イタリア最高峰評価の白ワインを産み出しています。醸造コンサルタントには南イタリア・ワインの神様とも呼ばれるルイジ・モイオを採用し、高品質なワインを生み出しています。

面積の半分以上が崖という過酷な環境

フローレ村は「天国」と呼ばれる景観とは対照的に面積の半分以上が崖という過酷な環境で、平らな場所がないだけでなく、農耕機械等の機会が一切入れないため全ての作業が手作業となり、滑落の危険等と隣り合わせになりながら、海抜200～550mの高低差のある畑で過酷な作業を行っています。

厳しい環境が産み出す高品質な味わい

しかし、この厳しい環境だからこそ得られる栽培環境が高品質なブドウを生み出します。豊富な日照量に加え、海からの照り返しがブドウの完熟を助け、さらに夜は海から吹き上げる冷たい風が畑を冷やし豊かなアロマを保ちます。畑の作業は他の地域と比べて非常に厳しいものですが、畑から見渡す「世界一の海と夕日」は最高とのこと。熱いワインへの情熱が、ここでしか造ることのできない芸術品を生み出しています。