『ガンベロロッソ』から「地元品種への愛情と頑固なほどに品質追求する姿勢」と「コストパフォーマンスが特に優れている」と評される造り手「ヴィニェディレオ」。モンテプルチアーノ主体にメルローをブレンドした赤ワイン「エジーノ ロッソ」です。レッドチェリーやブラックチェリーを思わせるフルーティなアロマが広がります。口当たりは柔らかく非常にエレガント、ソフトなタンニンが心地よく感じられます。

畑の土壌は粘土石灰質、ブドウの仕立てはギヨーです。収穫は気温が低い夜間に行います。品種ごとに別々に醸造します。アルコール発酵は温度管理したステンレスタンクで行います。熟成はコンクリートタンクで6ヶ月行います。

祖父母の代から3世代続く、家族経営ワイナリー

祖父母の代から3世代続く、家族経営のワイン生産者です。1990年に現在のオーナーの父、レオナルド パルパチェッリがイエージの町から15キロほど離れたスタッフォロ村に「アジエンダ アグリコーラ トレ カステッリ」を設立しました。2000年にレオナルドの息子のエマニュエルとジャンフィリッポの兄弟が引き継いだ際、亡き父の名前を入れた「ヴィニェデイレオ（Vignedileo）」というブランドを立ち上げました。

彼らはさらに品質の高いワイン造りを目指し、ブドウの植え替えやセラーの改築を行いました。現状に満足することなく、現在も頑固なほどに品質追求を目指し、努力を続けています。

『ガンベロロッソ』で高く評価される品質追求とコストパフォーマンス

『ガンベロロッソ』2016で「地元品種への愛情と頑固なほどに品質追求する姿勢」「ワインはコストパフォーマンスが特に優れている」（『ガンベロ ロッソ』 2016より抜粋）と高く評価され、数あるヴェルディッキオの生産者の中でも高い品質を誇っています。

フレッシュな味わいのスタイルを目指す

所有面積93ヘクタールのうち、60ヘクタールがブドウ畑、そのうち45ヘクタールでヴェルディッキオを栽培しています。畑の標高は平均450メートル、土壌は砂と石灰岩です。ブドウの収穫は機械で行います。機械摘みを採用するのはベストのタイミングに素早く収穫が出来るためです。日中の暑い時期を避け、夜間に収穫します。発酵には選抜した酵母を使用しています。これはフレッシュなスタイルを目指していて、発酵期間が長くなりすぎないようにするためです。