フリウリのコッリオDOC内に位置する1997年設立の新進気鋭のカンティーナ"グラディス チウッタ"の造る「マルヴァジア コッリオ」です。コッリオの土着品種マルヴァジア（マルヴァジア イストリアーナ種）を100％使用。収獲したブドウを24時間冷凍浸漬して醸造。澱と一緒に熟成してからボトリングしています。マルヴァジアの特徴である柑橘類とハーブの香り。トロピカルフルーツのエレガントな風味を持つ、果実味豊かなマルヴァジアです！

収獲したブドウを24時間冷凍浸漬

畑はコッリオ地域の標高180ｍにあるルッタスとカラヴァリーノ山のブコーヴァの2ヶ所。ポンカと呼ばれる古代からのライムストーン含む砂と粘土質の土壌です。ブドウはイストリア半島原産ながら、コッリオ及びフリウリ ヴェネツィア ジュリア全域で親しまれている土着品種マルヴァジア（マルヴァジア イストリアーナ種）を100％使用。収獲したブドウは伝統的に24時間冷凍浸漬を実施。プレスを行い温度管理された状態で発酵。澱と一緒に熟成してからボトリングしています。

トロピカルフルーツのエレガントな味わい

わずかに緑がかった麦わらの色調。柑橘類とハーブのアロマを持つ、マルヴァジアの特徴が引き出された心地よい香り。トロピカルフルーツのエレガントな風味を持つ、果実味豊かな味わいです。アペリティフにはもちろん、リゾットやクリーミーなスープ、魚のグリルや煮込み料理と良く合います。8-10度ほどに冷やしてお楽しみ下さい！

グラディス・チウッタは、フリウリのコッリオDOC内にある、1997年に設立された気鋭のカンティーナです。グラヴナーやラディコンから、車でわずか10分程度の場所にあるサン・フロリアーノ・デル・コリオの南、ジャスバーナに位置します。グラディス・チウッタという名前は、このサン・フロリアーノ・デル・コッリオにある丘の名前であり、ラテン語ではモンシルヴィ＝ワインの山という意味からきています。

ぶどう畑は、ゴリツィア（コッリオ中心部）、カプリーヴァ・デル・フリウリ（コッリオ中心部）、ドレーニャ・デル・コッリオ（コッリオ北部）の3ヶ所にあり、合計22パーセル35haを有します。この地は、標高80～280m、ポンカ（Ponca）と呼ばれる古代からのライムストーンの混ざった砂質と粘土質の土壌、ブルゴーニュとほとんど同じ年間の雨量（1,000～1,400mm／年間）、そして、年間6～8トン/haの少ないぶどう生産量が、高い品質のワインを造りだす礎となっています。オーナー兼醸造家は、ロベルト・プリンシッチ。彼の両親イヴァンカとゾルコは、このエリアの地主であり、永年この地で農業に従事してきた家系です。息子であるロベルトは幼少時よりワインに興味を抱き、醸造学校を卒業後、1997年よりワイン造りをスタートしました。ロベルトは、彼の持つ畑とそのテロワールのポテンシャルを信じ、ワイン造りを続けています。2013年からはコッリオのコンソルツィオのリーダーとして、この地を代表する造り手となりました。現在、グラディス・チウッタは、デキャンダー誌のライター、リチャード・ボーディアン氏、農業コンサルタントのジョヴァンニ・ビゴ氏など、ワイン専門家やライター達からも高い評価を得ています。