フランチャコルタを牽引するカ デル ボスコが造るスティルワイン「コルテ デル ルーポ クルテフランカ」！メルロー、カベルネフラン、カベルネソーヴィニョン、そしてカルメネーレと言うこのエリアの伝統的な品種構成で造られる芳醇な果実味と熟成感を味わえる美しいバランスの赤ワインです。

クルテフランカは、フランチャコルタエリアで造られるスティルワインのDOC。カデルボスコでは以前よりこのクルテフランカを造っていましたが、改めてこの土地に根付いているメルロー、カベルネフラン、そしてカルメネーレに注目し、伝統的なセパージュによるワインを造ることに決めました。メルローの果実味、カベルネフランのエレガンス、そしてカルメネーレの丸みを際立たせ、さらにカベルネソーヴィニョンを加えることで全体のバランスと長期熟成のポテンシャルを高めることを実現しました。

フランチャコルタ同様、ベビースパでブドウを洗浄

3つの区画のメルロー、3つの区画のカベルネソーヴィニョン、そしてカベルネフランとカルメネーレはそれぞれ1つの区画から9月中旬から下旬にかけて手摘みで収穫。厳しく選別された房を、カデルボスコが特許を取得しているブドウ洗浄システム（通称ベビースパ）で洗ったのち、果皮についた水気を完全に飛ばして乾燥させます。

品種ごとにそれぞれ約3週間のマセラシオン。アルコール発酵後、バリックとステンレスタンクで約21ヶ月間熟成させます。ボトリングはワインに負担をかけないようにグラヴィティシステムを用い、カデルボスコが開発したシステムにより酸素に触れることのない状態で行います。そのため、ボトリング時にはSO2の添加は行っていません。

4品種の完璧なハーモニーを楽しめる飲み心地の良さ

深みのあるルビー色。心地よい果実の香りにハーブやスパイス、コーヒーのニュアンスも感じられます。メルローのフルーティーさ、カベルネフランのエレガントさ、そしてカルメネーレの丸みと、それぞれの品種の個性が美しく調和したスムーズで伸びやかな味わい。香りに感じたニュアンスがそのまま味わいへと続く心地よさに包まれます。

クルテフランカの素晴らしい伝統を美しく表現したカデルボスコの逸品をぜひお楽しみください。

カ・デル・ボスコは、イタリア最高峰スプマンテ「フランチャコルタ」の中心エルブスコ村に構える、フランチャコルタのリーダー的存在のワイナリーです。

現オーナーのマウリッツッィオ・ザネッラ氏の母が、週末の別荘地として土地を購入したのが始まり。当時、ぶどうは植えられておらず、カデルボスコ（森の家）と名づけられました。

1967年からぶどうを植え始め、徐々に栽培面積を増やしいきます。1971年、当時14歳だったマウリッツィオがブルゴーニュでバリックの勉強をしたことをきっかけにワイン造りに目覚め精力的に全体の指揮に努めるようになります。

以来、カデルボスコで造るスプマンテは瓶内二次発酵（シャンパーニュ方式）。バリックもピノネロとシャルドネ用はブルゴーニュから、カベルネ用はボルドーからと現地の流儀にならったフランス式となりました。

博士号をもつ二人の醸造担当者を始め、多数の優秀な人材が揃っています。近代的な設備が整った醸造所は人手をかけるところは、かけてというようなめりはりのある、合理的な設計がされています。非常に作業性の良いカンティーナをつくりあげています。トップキュヴェの「アンナ・マリア・クレメンティ」は名実共に、イタリア屈指の最高級スプマンテとして世界中から絶賛されています。また、国際品種から造られる「マウリッツィオ・ザネッラ」など、最上級ボルドーワインに勝るとも劣らない偉大な赤ワインも高い評価を受けています。