EUのオーガニック認証とヴィーガン認証を取得、また酸化防止剤無添加のリーズナブルなワイン造りにも取り組むコスタドーロがトレッビアーノとシャルドネで造る、ミネラリーなナチュラルオーガニック白ワインです。

酸化防止剤（SO2）は一切加えません

9月下旬～10月初旬にかけてぶどうの熟度に合わせて収穫。ステンレスタンクで温度を23～26℃に保ちながら8～10日間マセラシオン。全ての過程において酸素に触れない様細心の注意が払われ、醸造時、瓶詰時共に酸化防止剤（SO2）は一切加えません。

フレッシュな香りとミネラルのニュアンス

濃く、輝くようなゴールドの色合い。りんごを思わせるフレッシュな香りと共に、ボリュームのあるきれいな酸味が口の中に広がり、余韻にはミネラルのニュアンスが残ります。白身魚のソテー、タコのカルパッチョ、シーフードパスタとよく合います。

イタリアの美しい自然と豊かな食が育んだオーガニックワイン

イタリアの東に広がるアドリア海。その美しい海原を望むマルケ州の海岸地帯は、数多くのホテルや別荘が立ち並ぶ有数のリゾートとして、また豊かな海の幸に恵まれた美食の宝庫として、イタリアのみならずヨーロッパの人々のあこがれの場所となっています。

「コスタドーロ」はこの海岸地帯のほぼ中央にある海沿いの町サン ベネデット デル トロントの、海から約10kmの所にあるワイナリーです。 そのルーツは20世紀初めにこの地の貴族によって設立された共同組合にまでさかのぼり、その後1969年に地元のミモ家の所有となりました。そしてリーズナブルなワインの製造にフォーカスし、その規模を拡大して行きました。

現在は近隣のオッフィーダにあるマルケ州有数のオーガニックワインの造り手、チウ チウの傘下に入り、同オーナーのマッシミリアーノ バルトロメイとパートナーのマリア ピア レオーネが栽培から醸造まで全てを手掛けています。2人はコスタドーロの運営に参画するとすぐにオーガニックへの転換に取り組みました。 現在、標高150m～300m前後の丘陵地帯に広がる畑はすべてオーガニックへの転換を済ませており、そこで育てたブドウからリーズナブルで味わい豊かなワインを造っています。

ワインは全てEUのオーガニック認証とヴィーガン認証を取得、また酸化防止剤無添加のワイン造りにも取り組むなど、常に手法をアップデートさせながら、健康と環境にやさしいワイン造りを追求し続けています。

現在ではコスタドーロのワインは、カジュアルに楽しめるオーガニックワインとして、欧米各国で人気を集めています。