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ランゲ ロッソ ミルズ 2018 ムステラ 750ml [赤]
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- 英字名
- Langhe Rosso Mirus
- ワイナリー名
- ムステラ(詳細はこちら)
- 内容量
- 750ml
- 品 種
- バルべーラ、ネッビオーロ、ピノ ノワール
- 産 地
- イタリア・ピエモンテ
- カテゴリー
- ランゲDOC
- タイプ
- 赤
- 味わい
-
● 辛口 中辛 甘口 - ボディ
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● 軽口 中口 重口 - 輸入元
- 株式会社 モトックス
醗酵:ステンレス タンク/一部オーク樽 熟成:オーク樽15ヶ月(225L、新樽比率50%) バルバレスコが造られるトレイーゾ村の畑で栽培されているバルベーラ、ネッビオーロ、ピノノワールを用いたワイン。豊かな色合いで、果実味とスパイス感に富んだワイン。余韻も長く、複雑なワイン。 サービス温度は18度がお勧めです。
お届けのワインは商品名に記載のものになります。画像のヴィンテージ・ラベルデザインとは異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
バルベーラ、ネッビオーロ、ピノノワールによる混醸で果実味とスパイス感に富んだ唯一無二のピエモンテ赤「ミルズ」
ランゲ ロッソ ミルズ Langhe Rosso Mirus
商品情報
唯一で特別であるワイン「ミルズ」
2019年3月、ムステラ社のジュリアーノ イウオリオ氏にお話を聞きました。「バルベーラ50%、ネッビオーロ25%、ピノノワール25%のブレンドです。ファーストヴィンテージは2004年です。ミルズとはスペシャルの意味があります。唯一で特別であるワインを造りたかったのです。ピノネロは世界的に見ても非常に重要な品種だと思っています。飲んで頂くとお分かりになると思いますが、非常にエレガントな飲み心地があります。とはいっても決して軽い味わいではありません。白ワイン「ジョヴィネ」同様に3品種を別々造らず全て混醸します。バリック50%、大樽50%で18ヶ月熟成させています。個性の異なる3品種ですが非常に調和がとれています。ラベルに何も書かれていないのは好奇心を掻き立てる為にデザインしました。「このワインは何だろう?」とね(笑)」と話してくれました。
バルバレスコも名乗れる畑であえてバルベーラ、ネッビオーロ、ピノノワールの3種のブドウを栽培、混醸による醸造
2018年2月に「イタリアワインの達人」市橋 孝浩氏と試飲しました。「ミルズ」はバルベーラ、ネッビオーロ、ピノネロを混醸して造った「特別なキュヴェ」という意味を指します。ミルズは元々バルベーラと他のブドウを混醸して造ったので名前を付けていなかったキュヴェでその名残で表ラベルには何もワイン名が記載されていません。
畑はトレイゾの急な斜面で造られています。バルバレスコも名乗れるエリアの畑です。彼の畑は下るのも大変で、上るのはもっと大変でしたね。ジョヴィネの畑も急でしたが、ミルズの畑はその上を行く過酷さが感じられる畑です。バルベーラ、ネッビオーロ、ピノノワールの3種のブドウを使用しています。バルベーラのふくよかな果実感もありながら、酸とタンニンもしっかりと感じられる特徴的な味わいです」と話してくれました。
複数の品種を同時に醸造させる「混醸」
畑はトレイゾ地区の標高420メートルの場所にあります。標高の高い順にピノノワール、ネッビオーロ、バルベーラを栽培しています。品種ごとの発酵、熟成で瓶詰め前に''ブレンド''をする手法ではなく、複数の品種を同時に醸造させる「混醸」を採用。ジュリアーノによると、「昔、ブレンド手法を取り入れていたが、やや品種の個性が際立ちすぎていてあまり一体感が無かった。しかも時間が経つと更にバラバラに感じた」そうです。
醗酵はステンレス タンク(一部オーク樽を使用)熟成はオーク樽15ヶ月(225L、新樽比率50%)です。豊かな色合いで、果実味とスパイス感に富んだワイン。余韻も長く、複雑なワイン。 サービス温度は18度がお勧めです。
生産者情報
ムステラ
Azienda Agricola Mustela
強いパッションを持ったピエモンテの新星ワイナリー「ムステラ」
1978年にバルバレスコにほど近いトレッツォ ティネッラ村に設立したワイナリーで、元々はモスカート ビアンコ種に特化したワイナリーでしたが、徐々に別の品種にも着手しました。(最初はワイナリーへブドウを販売する栽培農家でした)そして2003年から自社にて醸造・瓶詰めを行うようになり、ワイナリーの歴史としては非常に浅いですが強いパッションを持ったジュリアーノ イウオリオは既に各方面から注目されており今後の飛躍も期待されているピエモンテの新星ワイナリーです。
白ワインに黒ブドウをブレンド。ワイナリーに新しい息吹を投入した挑戦者
当主ジュリアーノは1981年生まれで、ワイナリーの転機となった2003年にワイナリーで働き始めました。樽を使いピノ ネロをブレンドする白ワイン、ジョヴィネやバルベーラ、ネッビオーロ、ピノ ネロをブレンドしたミルズ(共にランゲ D.O.C.)などを生産開始するなど、ワイナリーに新しい『息吹』を投入してきた挑戦者です。「他と同じ」を嫌い、ウニコ(Unico=唯一)という言葉をよく使います。1987年からは一切化学肥料などを使用せず、現在では減農薬(リュット レゾネ)の手法と取り入れております。
減農薬による「リュットレゾネ」を採用
農薬も基本的には撒かない方針(雨が多い年はブドウ畑のケアが必要である為、ビオロジックなどの認証は取りに行かない)です。葡萄の株間及び畝間には雑草が生い茂っていますが、オーナーのジュリアーノ氏曰く「雑草が伸びているということはブドウ畑自身がしっかりと生きている証拠」と後世に渡すことが出来る健康的な畑を維持しています
ブドウの風味を立たせる絶妙な樽使い
バリックは製造業者や産地、焼き方などを変えてワインに複雑性を与えますが、新樽率が高いと、ブドウの風味を消してしまうからとムステラではあまり新樽を多くすることはありません。樽熟成は「ワインの口当たりを柔らかくすることが主な目的」と語ります。
ブレンドではなく混醸による独創的なワイン造り
複数品種で造られるランゲ ビアンコ ジョヴィネとランゲ ロッソ ミルズについては混醸を行っています。品種ごとの発酵、熟成で瓶詰め前に''ブレンド''をする手法ではなく、複数の品種を同時に醸造させる手法を混醸と言い、両ワインではこの手法を取り入れています。ジュリアーノによると、「昔、ブレンド手法を取り入れていたが、やや品種の個性が際立ちすぎていてあまり一体感が無かった。しかも時間が経つと更にバラバラに感じた」そうで、それぞれの品種の個性を十分に見極め、全てを一緒に根性する独創的なワイン造りを行なっています。
他の生産者と積極的なコミュニケーション
一昔前のピエモンテの保守的な生産者大きく違うのが、他の生産者と積極的にコミュニケーションを取ることです。父から子へ世代交代を迎えるワイナリーが多く、月に1回以上、伝統的スタイルの生産者や革新的スタイルの生産者を交えて、次世代を担う若い世代の醸造家で会合を開き、お互いの持つ情報を共有していることです。参加者はバローロの「ジョゼッタサッフィーリオ」をはじめ、「デルテット」や「ムステラ」等で、ピエモンテの個性を反映したワイン質の向上に取り組んでいます。